柔道家 古賀稔彦さんが亡くなってから早いもので1週間です。

県庁ではきょう3月31日から古賀さん追悼のパネル展が始まりました。

1992年バルセロナ五輪で金メダルを獲得し、県民栄誉賞第1号となった古賀さん。

県民の誇りと言っても過言ではないと思います。

古賀さんとは愛娘のひよりさんへの取材を通じて、何度かお話をさせていただきました。

ひよりさんも柔道に打ち込んでいて、古賀さんはよく練習や試合を観に行かれていました。

しかし場所はいつも会場の一番奥。

理由を尋ねると

「ひよりが自分が会場にいることに気付くと余計なプレッシャーを与えてしまう」

と話されていました。

「繊細さ」と「優しさ」。これが古賀さんの強さを支えていたのではないでしょうか。

私が小学2年の時にバルセロナでまばゆく輝いた「平成の三四郎」。

これからも私の心の中で輝き続けます。ご冥福をお祈りします。