アナウンサー
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鶴丸 英樹のブログ記事
わたしの平成記⑨(平成9年)
平成9年・1997年
佐賀熱気球世界選手権が佐賀市で開催されました。
佐賀市での世界選手権開催はこの時2回目。
今より開催時期が遅く11月中旬に開幕しました。
早朝は寒かったことを覚えています。
“競技”と言われてもピンとこないという人も多いと思いますがバルーンはスカイスポーツ。
世界の強豪パイロットが集い最高峰の戦いを見せてくれました
この年、フジテレビが東京お台場に本社を移転。
建物のシルエットだけで どこの会社なのかがわかるお台場のランドマークです。
初めて出張で行ったときにはその大きさに圧倒されたものです。
さて、この年はスポーツで興奮した瞬間がありました。
『ジョホールバルの歓喜』です
初のワールドカップ出場を目前で逃したあの『ドーハの悲劇』から4年。
サッカー日本代表はワールドカップ フランス大会に出場すべくアジア最終予選に駒を進めました。
そしてマレーシアのジョホールバルで開催された運命のイラン戦。
文字通り、手に汗握る試合は2対2で延長戦に突入します。
当時は延長に入ると決勝点が入った瞬間に試合が終わる“ゴールデンゴール(Vゴール)方式”が採用されていたこともあって両チームが決定的なチャンスを逃すたびに心拍数が上がったものです。
そして歓喜の時がやってきます。
途中出場の“野人”岡野雅行選手が相手キーパーのはじいたボールをスライディングしながらゴールに押し込みます。
写真で見ると、こんな感じ(手を水平に広げています)
実況がアナウンサーがゴールを伝えるより早く普段は冷静な解説の清水秀彦さんが「やったー!!」と絶叫。
両手をあげて全速力でピッチになだれ込む岡田監督らスタッフ
今まで何度も繰り返し放送されてきた名場面です。
あれほど苦しんで手にしたワールドカップの出場権。
その後、日本は6大会連続で本大会に出場します。
2018年ロシア大会でも下馬評を覆して決勝トーナメント進出を果たし私たちを興奮させてくれました
次こそはベスト8進出を
【平成9年のおもな出来事】
■神戸連続児童殺傷事件
■ダイアナ元英皇太子妃が交通事故死
■「たまごっち」がブームに
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