元日の新聞広告に載った紋付姿の私。

若い！

平成８年・１９９６年

佐賀県でビッグイベントが開催されました。

「世界炎の博覧会」　です。

（実際に使われた“炎”の字は火を３つくっつけたものです。）

マスコットは「セラミー」

このような記念テレホンカードも作られました。

焼き物をテーマに有田地区をメーン会場に８７日間にわたり開催。

最終的に当初の目標の２倍を超える２５５万人余りが来場しました。

当時の原稿を見ると経済効果は県内だけでも８００億円と試算されています

平成の大合併の前だったので当時、佐賀県には４９の市町村がありそれぞれが博覧会会場で「〇〇町の日」という

イベントを開催しました。

私もふるさと芦刈町の依頼を受け「芦刈町の日」のイベントの司会をさせていただきました。

夏を中心に開催された博覧会だったためとにかく暑かった記憶があります。

会場となった「歴史と文化の森公園」にはあの岡本太郎氏の遺作となったオブジェ「花炎」が今も残っています。

さて、あの伝説のドラマが大人気となったのもこの年。

主題歌「LA・LA・LA LOVE SONG」とともに放送された『ロングバケーション』　です。

またヒッチハイク旅でお笑いコンビ「猿岩石」が大ブレイク。

その後、ブームは急速に過ぎ去りますがのちにコンビの１人　有吉弘行さんは再ブレイクし今ではレギュラー番組を何本も抱える超売れっ子です。

街には安室奈美恵さんのファッションをまねた「アムラー」があふれ「ルーズソックス」が大流行

アトランタ五輪のサッカーで西野監督が指揮をとり日本がブラジルを破る「マイアミの奇跡」を起こしたのもこの年でした

金子達仁さんが、この戦いの舞台裏を描いたノンフィクション『28年目のハーフタイム』は私のおススメの本です

また女子マラソンでは銅メダル獲得した有森裕子さんが「初めて自分で自分をほめたいと思います」という名言を残しました

【平成８年のおもな出来事】

■将棋の羽生善治さんが史上初のタイトル七冠独占

■プロ野球・巨人が11.5ゲーム差から逆転優勝する

“メーク・ドラマ”

■日本アカデミー賞に『Shall We ダンス？』