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2026.04.20

三瀬峠に「車好きの聖地」あり。佐賀市三瀬村の隠れた名カフェ「三瀬カフェ かぁべぇ」

三瀬峠の山道を走っていると、突然現れる一軒のカフェ─。
それが、「三瀬カフェ かぁべぇ」です。

店内に足を踏み入れるとまず目に飛び込んでくるのは、壁一面に貼られた2,000台以上の愛車の写真。
これまで訪れた車やバイクの記録がずらりと並び、その光景はまさに圧巻です。

さらに、1億円を超える名車が訪れた実績もあるなど、車・バイク好きの間では“聖地”として知られる存在。

そして見逃せないのが、「ナポリタン×カレー」という唯一無二のメニュー。
ここでしか味わえない一皿が、訪れる人の記憶に強く残ります。

ドライブの途中にふらりと立ち寄ったはずが、気づけば心をつかまれている─そんな特別な魅力を持つ一軒です。

車好きが集まるカフェ

三瀬峠方面へと続く山あいの道を進んでいくと、ふと現れるのが「三瀬カフェ かぁべぇ」。
思わず二度見してしまうほど個性的な外観が、訪れる人の目を引きます。

店主いわく、ここは車やバイク好きが自然と集まる場所。
初対面同士でも会話が弾み、気づけばお客さん同士で交流が生まれている、そんな温かな空気が流れています。

――けれど、この店の本当の魅力はその先にあります。
ドアをくぐった瞬間、目の前に広がるのは、想像をはるかに超える“ディープな世界”です。

「仲間が集まれる場所を作りたかった」

眼鏡に緑のエプロン姿がトレードマークのオーナーは、イギリス製オープンカー「スーパーセブン」を愛する根っからの車好き。
かつて仲間と三瀬峠を走り、峠に集っていた経験から、「みんなが集まれる場所をつくりたい」という思いでお店をオープンしました。

開業8年目を迎えた現在、当初はスーパーセブン仲間のつながりで広まり、駐車場に同じ車がずらりと並ぶ光景も見られたといいます。

やがてその輪は広がり、今では車やバイクを愛する人々が集う交流拠点に。

壁一面を埋め尽くす、2,194台の愛車たち

店内に入ってまず目を奪われるのが、壁一面に貼られた無数の車・バイクの写真。
これらはすべて、三瀬カフェ かぁべぇの駐車場で撮影された、お客さんの愛車です。

その数は、車1,533台・バイク661台、合計2,194台。圧倒的なボリュームに、思わず見入ってしまいます。

さらに驚くのは、その分類の細やかさ。写真は国旗ごとに整理されており、イタリア国旗の周りにはイタリア車だけが並ぶなど、オーナーのこだわりが随所に感じられます。

「忙しいときは撮れないこともあるし、写真は遠慮されるお客様もいる」と話すオーナー。
そのため、実際に訪れている車やバイクの数は、さらに多いと考えられます。

また、常連になると愛車の写真を額に入れて飾ってもらえるのも、この店ならでは。

壁に自分の一台が並ぶ日を目指して、何度も通うリピーターが生まれるのも納得です。

1億円超えの名車も訪れる

オーナーが「最近も1億円ぐらいの車が来ました」と紹介してくれたのは、1960年代製の名車、トヨタ2000GT。
海外オークションでは1億円を超える値がつくこともある希少な一台で、その写真が店内に誇らしげに飾られています。

さらに、現在では1億円以上の価値があるともいわれるレクサスLFAの来店実績も。

こうした名車が実際に訪れていることからも、三瀬カフェ かぁべぇの存在が、車好きの間で広く知られていることがうかがえます。

佐賀県内にとどまらず、全国各地から“こだわりの一台”とともに訪れるファンが後を絶たない─。
ここが単なるカフェではなく、特別な場所である理由のひとつです。

車好きを虜にする、グルメも魅力

「三瀬ドッグ」─想像の倍のボリューム!

三瀬カフェ かぁべぇの看板メニューのひとつが「三瀬ドッグ」。

大ぶりのホットドッグに、チーズ・ウインナー・タンドリーチキンを豪快に組み合わせた一品です。
タンドリーチキンのスパイシーな風味に、チーズのまろやかさが重なり合い、ひと口ごとに満足感が広がります。

思わず「これだけで店が成り立つのでは」と感じてしまうほどの完成度。

車好きはもちろん、グルメ目当てで訪れても十分に楽しめる、そんな一皿です。

「ナポカレー」─ナポリタンとカレーの革命的な組み合わせ

もうひとつの名物が「ナポカレー」。
その名の通り、ナポリタンにカレーをかけた、ありそうでなかった一品です。

三瀬カフェ かぁべぇならではのこの組み合わせは、ケチャップの酸味とカレーの香りが同時に広がり、一口食べれば思わず驚く味わい。

玉ねぎの甘みがケチャップの酸味をやさしく包み込み、全体のバランスを整えてくれるのもポイントです。
オーナーも「カレーが主張しすぎないのがいい」と語るように、あくまでナポリタンを引き立てる絶妙な仕上がり。

カレーには玉ねぎとトマトがたっぷり使われており、その自然な甘みが相性をさらに高めています。

一度食べたら「これしか頼まない」という人もいるほど。ここでしか味わえないクセになる一皿です。

「バターチキンカレー」─辛さを抑えたフルーティーな旨味

カレーメニューのもうひとつが「バターチキンカレー」。
三瀬カフェ かぁべぇで提供されるこの一皿は、もともとかなり辛口だったレシピを、子どもや女性でも食べやすいよう何度も改良して生まれた味です。

ピリッとしたスパイス感はありつつも、旨みとフルーティーな甘みが広がるやさしい仕上がり。
辛さだけに頼らない、バランスの取れた味わいが魅力です。

さらに、女性客を意識した少なめサイズも用意されているなど、細やかな心配りも。

この店ならではの温かさが、料理のひと皿ひと皿にも感じられます。

まとめ

三瀬カフェ かぁべぇは、車やバイクへの愛がそのまま空間になったような、唯一無二のカフェです。
2,000台を超える愛車の写真、1億円を超える名車の来店実績、そして「ナポカレー」や「三瀬ドッグ」といった個性あふれるグルメ——どれをとっても“ここにしかない”体験ばかり。

なお、店内はオーナーひとりで切り盛りしているため、混雑時は料理の提供に時間がかかることもあります。
時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。

三瀬峠を走る楽しみに、もうひとつの目的地を。きっと、また来たくなる特別な一軒になるはずです。

店舗情報
  • 店舗名:三瀬カフェ かぁべぇ
  • 住所:佐賀県佐賀市三瀬村三瀬1701-125
【2026年4月13日~14日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅 より】

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