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2026.03.13

古着屋×食事処×歌声サークル!嬉野市塩田町「ベジキッチン」で出会った心温まるコミュニティ

歴史ある町並みが残る嬉野市塩田町に、古着屋と食事処を併設したユニークなお店「ベジキッチン」があります。ここでは月2回、地域の皆さんが集う「塩田津うたごえ喫茶」という歌声サークルが開催されており、世代を超えた音楽の輪が広がっています。古き良き建物の中で響く美しいハーモニーは、訪れる人々の心を温かく包んでくれます。

古着屋と食事処が共存する、不思議な空間

塩田津ひな祭りの時期に塩田町を訪れたリポーターが偶然見つけたこのお店。一見すると何のお店か分からない昔ながらの家屋ですが、中に入ってみると驚きの発見が待っていました。店内には古着がびっしりと並び、同時に「御食事処」の看板も掲げられています。

この日は古着屋としての営業はお休みでしたが、奥の和室では特別な活動が行われていました。

偶然の出会い——「塩田津うたごえ喫茶」の世界へ

「今日は歌声サークルをしております」という店主の言葉に導かれ、リポーターが足を踏み入れたのは「塩田津うたごえ喫茶」の活動現場。和室のテーブルを囲んで男女半々ほどの参加者が集まり、楽しそうに歌を歌っています。

参加者の一人が運営について教えてくれました。「月会費が1,000円で会場レンタル費も1回1,000円。入会するとトントンになる計算です」と、手作り感あふれるアットホームな運営が印象的でした。

三線にギター——自然とセッションが始まる空間

驚くことに、参加者の中には本格的な三線(さんしん)を持参している方も。まるでミュージシャンたちが何も言わずに自然とセッションを始めるような、音楽が空気のように流れる空間です。

ギターを弾く参加者は「高校の頃はギターを持たないとモテない」と当時を懐かしそうに振り返り、昔の音楽愛を語ってくれました。

遠方からも通う、熱心な参加者たち

特に印象的だったのは、遠方から参加している方々の存在です。4年前に夫婦で塩田町に移住してきた方、そして京都府から旅行中に偶然この活動を知って参加するようになった方も。「うたごえ喫茶がありますという看板を見て2人で覗いてみたら、翌日から三線を持って参加するようになったんです」というエピソードからは、このサークルが持つ不思議な引力が伝わってきます。

最大30人が集う大合唱の感動

「土曜日にたくさんの人が集まって一緒に歌います」と参加者が説明するように、多いときは30人ほどが集まることも。「椅子が足りなくなるんですよ」という嬉しい悲鳴も聞かれるほどの人気ぶりです。

この日歌われた「翼をください」では、参加者全員が心を一つにして美しいハーモニーを奏でていました。リポーターも「なんか泣きそうになりました。みんなで歌うといい空間になりますね」と、その感動的な雰囲気にすっかり魅了されていました。

ふらっと立ち寄って参加できる、開かれたサークル

このうたごえ喫茶の素晴らしいところは、その開放的な雰囲気です。事前予約無しにふらっと立ち寄って参加できるのが大きな魅力。月2回の開催で、歌集の中から歌いたい曲をみんなで選んで合唱するシンプルな活動ですが、だからこそ世代や背景を超えた温かなつながりが生まれています。

まとめ

古着屋・食事処・歌声サークルという3つの顔を持つ「ベジキッチン」は、塩田町の人々と旅人をつなぐ、不思議で温かな場所です。歴史ある町並みを歩いていたら、ふと足を止めてみてください。扉の向こうに、心温まる音楽と笑顔の輪が広がっているかもしれません。
【2026年3月6日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅 より】

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