嬉野市塩田津にある「西岡家住宅」

国指定重要文化財である西岡家住宅で、華やかな雛祭りが開催されています。江戸時代から受け継がれてきた建物や、貴重な雛人形の数々が、歴史ある建物の中で優雅な姿を見せています。

建物の中には、家庭で飾られなくなった7段飾りの雛人形などがたくさん展示されていました。リポーターも感嘆の声を上げるほどの圧巻の展示です。

西岡家住宅では、江戸雛や京雛など、様々な時代や地域の雛人形が展示されています。立ち位置が江戸雛と京雛では異なっています。上段に飾られた「江戸雛」は、豪華な衣装と凛とした表情が特徴的です。下段の「京雛」は、優雅さと繊細さを兼ね備えた姿で、見る人を魅了します。

西岡家住宅は、江戸時代末期に建てられた貴重な建築物です。「もう時代劇のテレビでしか見れんような昔のカマどが」とリポーターが驚くほど、当時の生活を想像させる調度品や設えが残されています。

この歴史ある空間に、色とりどりの雛人形が飾られることで、非日常的な空間を楽しむことができます。

西岡家住宅の雛人形展示は、3月末までの土日・祝日のみ見学可能です。開館時間は午前10時から午後3時まで。地域のボランティアガイドさんなどが案内をしてくれるそうです。

歴史的価値の高い建物で、貴重な雛人形を鑑賞できる特別な機会です。佐賀の文化と歴史に触れたい方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【2025年3月5日～6日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】

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