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余った新聞紙が断熱材に!佐賀市の工務店「古川建築株式会社」が取り組むSDGs
佐賀市にある「古川建築株式会社」
住宅を手掛けている地元工務店が、SDGsの理念に基づいた新しい取り組みを行っています。
余った新聞紙が高性能断熱材に変身
こちらでは、地元で余った新聞紙を活用した断熱材「セルロースSAGAファイバー」の製造・施工を行っており、環境に配慮したモノとして注目を集めています。
古川建築株式会社が作っている「セルロースSAGAファイバー」
セルロースSAGAファイバー(断熱材)の作り方
- 機械で新聞紙を細かく切る
- ホウ酸処理をする(目薬にも使用される、ホウ酸は虫が嫌うため防虫にも良い)
8分程度で出来上がります。
この断熱材は、単なる断熱材としての機能だけでなく、防火性、防音性、調湿性、防虫性などの多機能性を持っています。
新聞紙とセルロースSAGAファイバーに火をつけてみると…新聞紙はすぐに着火して燃え広がります。
しかし、セルロースSAGAファイバーは、表面が焦げるだけで、燃え広がらず中まで燃えることはありませんでした。
しかし、セルロースSAGAファイバーは、表面が焦げるだけで、燃え広がらず中まで燃えることはありませんでした。
施工現場へ
セルロースSAGAファイバーの施工方法も独特です。専用の機械を使って、壁の隙間に吹き付けていきます。
隙間なくみっちり入っています。思ったより硬く、高反発ですが、開けて触ってみるとふわっふわ。この方法により、従来の断熱材では難しかった複雑な形状にも隙間なく充填することができ、高い断熱効果を実現することができます。
【2025年2月25日~27日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅より】
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