江北町にある「花祭村 ICHIGO NO TANI」

佐賀県江北町に広がる「花祭村 ICHIGO NO TANI」は、豊かな自然に囲まれた広大なイチゴ農園です。新鮮でみずみずしいイチゴの味わいはもちろん、イチゴ狩りという体験も楽しめる人気スポットとなっています。

「花祭村 ICHIGO NO TANI」では、2種類のイチゴを楽しむことができます。

1つ目は「さがほのか」という品種です。果汁たっぷりで、甘みと酸味のバランスが絶妙な味わいが特徴です。リポーターが実際に食べてみると、「果汁がすごい」と感動の声を上げていました。

2つ目は「いちごさん」という佐賀の新しい品種です。甘さが強く、それぞれの特徴を比べながら楽しむことができます。

代表によると、下まで赤くなったものが美味しいとのこと。来園者は、2種類の味の違いを楽しみながら、自分好みのイチゴを探す楽しみもできます。

「花祭村 ICHIGO NO TANI」の代表は、2004年からイチゴ農家を営んでいます。観光用のハウスが6棟、生産用のハウスが20棟もあるという驚きの規模です。

リポーターが訪れたハウスの内部は、高設栽培のシステムが整然と並び、赤く色づいたイチゴがたわわに実っている様子が目を引きます。白い花や青々とした葉も混じり、まるで宝石箱のような美しさです。

農園に併設された無人直売所では、新鮮なイチゴを手軽に購入することができます。1パック700円（税込）で販売されており、リーズナブルな価格で高品質なイチゴを楽しめます。

「花祭村 ICHIGO NO TANI」では、環境に配慮したSDGsの取り組みも行っています。例えば、ビニールハウスは花祭地区で使われていたものを買い取って再利用しているそうです。

また、液肥は米の研ぎ汁などを使って手作りしているとのこと。こだわりの栽培方法が、美味しいイチゴを生み出す秘訣となっているようです。

「花祭村 ICHIGO NO TANI」は、地域の高齢化が進む中で、5年前から本格的にイチゴ栽培を始めた農園です。土日には県外や海外からの観光客で賑わう人気スポットとなっており、地域活性化にも一役買っています。

広々としたハウスで、甘くて新鮮なイチゴ狩りを楽しみながら、環境にも配慮した取り組みを知ることができる「花祭村 ICHIGO NO TANI」。佐賀の冬の味覚を存分に楽しめる、魅力あふれるスポットです。

江北町を訪れた際は、ぜひ「花祭村 ICHIGO NO TANI」で、佐賀の冬の味覚を存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。

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