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2022.06.06

皮膚科医が教える 保湿クリームの塗り方

前回に引き続き、今回も汗疹などの汗トラブルは保湿が大事ということで「保湿クリームの塗り方」についてご紹介いたします。「佐賀大学医学部皮膚科」の永瀬先生にお話を聞きました。


保湿クリームはややテカテカなくらいがしっかり保湿できます!
チューブ型は第一関節から指先約0.5g

一般的にはチューブ型の薬に関しては、人差し指の第一関節から指先まで0.5g。これがおおよそ両手のひらの分量になります。

肌のしわに沿って塗るとキレイに保湿できる

皮膚の流れがあるので、腕だと肌のしわに沿って塗る方が、肌の隅々までしっかり保湿できます。

体の塗り方の場合、胸のところに関しては細かくはなく、背中は内から外へ塗り込むのが良いそうです。

塗る頻度は2回が理想 お風呂上りでもOK

理想的には2回ですが、現実的には難しいことも。利便性を考えるとお風呂上りに塗りましょうと指導することが多いです。

保湿クリームのタイプ
  • チューブ
  • 軟膏
  • ローション
  • 泡フォーム

保湿クリームというと、チューブや軟膏タイプというイメージが強いですが、医師が処方してくれる塗り薬にもいろいろあります。ローションタイプやスプレータイプなどこういった種類もあるので医師に相談してみてはいかがでしょうか。嫌がって動き回る子どもなんかには、シュッとひと吹きのスプレータイプなどがおすすめです。


ヘルシーヒント
  • 指先の量で両手のひら分
  • 皮膚のしわに沿って塗り込む
  • 理想は1日2回(風呂上がり1回でも)
【2022年6月1日 かちかちPress いきいきヘルシーヒントより】
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