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鶴丸 英樹のブログ記事

2019.04.09

わたしの平成記㉕(平成25年)

平成25年・2013年

この年は恒例の新語・流行語大賞で4つもの大賞が選ばれました。

 

みなさん覚えていらっしゃると思います。

「じぇじぇじぇ」 「倍返し」 「お・も・て・な・し」 「今でしょ!」

の4つです。

まず印象に残っているのが「じぇじぇじぇ」です。

 

ご存じ NHK連続テレビ小説『あまちゃん』の主人公がびっくりした時に飛び出す方言です。

 

『あまちゃん』はその視聴率以上に印象に残ったドラマで 私も録画して見ていました。

 

アイドル全盛時代の1980年代が舞台の一つになっていて、脚本の宮藤官九郎さんが私とほぼ同世代ということもあって懐かしく共感する部分がとても多い作品でした。

 

小泉今日子さん演じるのが主人公の母親「天野春子」

 

その春子がアイドルになることを夢見ていた1980年代当時に、「春子の部屋にあった赤いラジカセから流れていた数々の名曲たち」というコンセプトで2枚のアルバムも出され 懐かしさのあまり思わず買ってしまいました。

 

「セーラー服と機関銃」(薬師丸ひろ子)、「卒業」(斉藤由貴)、「涙のリクエスト」(チェッカーズ)といった大ヒット曲はもちろんのこと

「不思議 Tokyo シンデレラ」(セイントフォー)、「FOREVER〜ギンガムチェックstory〜」(少女隊)といった通好みの曲まで選曲されていてしびれました。

 

小泉今日子さん自身の曲が「まっ赤な女の子」なのもよかった。

続いてはTBSのドラマ『半沢直樹』の主人公の決め台詞「倍返し」

逆境から何度も立ち上がる半沢直樹の姿に多くの人が共鳴し最終回の視聴率が42.2%を記録する大ヒットドラマとなりました。

 

 

なぜ今回、あえて他系列のドラマ2本を取り上げたかと言うと この年、テレビドラマの可能性を再認識したからです。

このころすでに視聴者の“テレビ離れ” “ドラマ離れ”が語られ 「トレンディードラマ」全盛のころに比べるとドラマを見る人が激減していました。

 

しかし、この2つのドラマは多くの人が見たし、職場や学校でも話題になりました。

いいコンテンツであれば 視聴者は見てくれるんです。

 

開局50周年のサガテレビが60周年、70周年、そして100周年を迎えられるよう視聴者に支持されるコンテンツ作りに努めていかなければなりません。

 

 

【平成25年のおもな出来事】

■2020東京五輪開催決定

■東北楽天 田中将大投手がシーズン24勝無敗

■富士山が世界遺産に

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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