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鶴丸 英樹のブログ記事

2019.04.10

わたしの平成記㉖(平成26年)

平成26年・2014年

フジテレビおよびサガテレビだけでなく、テレビ界にとっても大きな出来事がありました。

お昼のバラエティー番組『笑っていいとも』が終了したことです。

まだ昭和だった1982年に始まり31年半にわたりお昼の顔だった生番組がその役割を終えました。

 

グランドフィナーレでは明石家さんまさんや「ウッチャンナンチャン」をはじめ、当時、まことしやかに“共演NG”と言われていた「とんねるず」「ダウンタウン」「爆笑問題」などが同じステージに立ち、改めて番組の大きさ、タモリさんの大きさというものを感じました。

一つの時代が終わったと感じさせる出来事でした。

 

 

 

そしてこの年、私にとっては少しプレッシャーのかかる仕事がありました。

フジテレビ系列の全国28局のアナウンス責任者が集う会議のホストです。

会議の案内から資料作成、佐賀のおいしいものを食べてもらう懇親会の手配など予算も念頭に入れながら準備にあたりました。

 

中でも頭を悩ませたのは会議2日目の分科会、つまり希望者を対象とした観光案内です。

全国から集まった方々がその日のうちにJRや空の便で帰ることができる範囲でスケジュールを組み休日に下見や味見を重ねた結果、唐津方面をご案内しました。

目玉は“宝くじの神様”宝当神社への参拝です。

神社は高島という離島にあるため片道10分の船便を利用します。

船酔いをする参加者には少し我慢をしてもらって無事参拝できました。

この日はサガテレビの視聴者プレゼント用の宝くじを預かり、私の助手として分科会に参加していた 当時入社1年目の平川アナウンサーが代表して当せんを祈願しました。

 

今より少し細身の平川アナはこの時ばかりは緊張からか神妙な顔をしていました。

 

そして各局の大先輩方がジャケットなどを着て参加しているにもかかわらず、彼は1人だけひときわラフな格好で旅を楽しんでいたのでした。

 

 

【平成26年のおもな出来事】

■「STAP細胞」論文発表 のちに撤回

■消費税が8%に

■ソチ冬季五輪でフィギュアの羽生結弦選手が金メダル

鶴丸 英樹
鶴丸 英樹
アナウンス歴は30年になりましたが日々勉強です。
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