佐賀のニュース
SNS普及で”年賀状じまい”進む 「AIで作成する年賀状」にも注目【佐賀県】
2025/12/18 (木) 18:18
近年SNSなどの普及で年賀状離れが広がっています。従来通り年賀状を出す人、2026年で年賀状じまいという人、今後どうしようかと検討している人、様々だと思いますが今年の動向を取材してきました。
佐賀市にある「文具のナカシマ佐賀店」1万点を超える商品があり、学校用文具から業務用文具まで幅広く取り扱っています。
【野上アナウンサー】
「新しい年を前に文具店ではカレンダーや手帳、そして年始のごあいさつ・年賀状グッズが並びます。中でもここ数年広がっているのがこちら年賀状じまいの関連グッズです」
メールやSNSの普及で年賀状離れが進む中、年賀状を出すのをやめる「年賀状じまい」を知らせるグッズが販売されています。
【文具のナカシマ 中島真一郎さん】
「年賀状じまいグッズも今年からなんですが取り扱いを始めまして、去年お問い合わせが多かったので今年から取り扱いを始めるようにしました」
こちらの店では11月から簡単に貼れるシールやスタンプ、メッセージが印刷されたはがきなどが並んでいます。
年賀はがきの発行枚数は2004年をピークに、15年連続で減少しています。
去年はがき1枚の値段が63円から85円に値上げされ、2025年はついに10億枚を初めて下回り7.5億枚まで減少しました。
町の声も―
「親が亡くなって年賀状じまいしたのでそこからやめました。どうしてもやっぱり便利なことが多くなっているというところかなとは思います」
年賀状離れが叫ばれる中こんな動きも。
近年注目されているのが、AIを活用した年賀状作成。
従来の年賀状作成ではテンプレート選びから写真の配置、デザインなどいくつも工程があり、時間と労力を費やします。
しかしAIを利用すれば写真や希望を伝えるだけでデザインが自動生成されるため、時間が大幅に短縮されるというメリットがあります。
一方、佐賀市の開成小学校では地元の郵便局による年賀状の書き方の授業が開かれました。
子どもたちが手紙に触れる機会が減る中、書く楽しさや温かさを知ってもらおうと毎年開かれているもので、このうち1年生の授業では年賀状と普通の手紙の違うところや日本の伝統文化であることなどが紹介されました。
児童はメッセージを考えた後イラストを交えながら年賀状を書き上げていました。
【児童】
「いとこに書きました。今年も一緒に遊ぼうねって書きました」
【児童】
「鹿児島のおばあちゃんに書きました。また一緒に遊ぼうねって書きました」
【佐賀八戸溝郵便局 石原資展局長】
「手紙が減っていくのは時代の流れですけど子どもたちは手紙を書く経験が少なかったり無いことがありますので経験することで選択を自分でできるようになってほしい。体験をしてほしいと思っています」
例年通り年賀状を出す人も、2026年で年賀状じまいという人も形は変わっても親しい人とあいさつを交わす一つのタイミング。
郵便局は元日に配送するには25日までの投函が必要として、早めの投函を呼びかけています。
【アナウンサー】
「自分の都合で送らない方向に進んでいたが、子供たちが書いているのを見て、年賀状が届く人の気持ちを改めて再確認して、今年は書いてみようかなと思います」
【アナウンサー】
「1月1日にポストにはがきがたくさん届いていると嬉しい気持ちになります。ただ、金銭的、体力的負担になるのであれば一つの手段として年賀状じまいを考えてみても良いかもしれませんね」
佐賀市にある「文具のナカシマ佐賀店」1万点を超える商品があり、学校用文具から業務用文具まで幅広く取り扱っています。
【野上アナウンサー】
「新しい年を前に文具店ではカレンダーや手帳、そして年始のごあいさつ・年賀状グッズが並びます。中でもここ数年広がっているのがこちら年賀状じまいの関連グッズです」
メールやSNSの普及で年賀状離れが進む中、年賀状を出すのをやめる「年賀状じまい」を知らせるグッズが販売されています。
【文具のナカシマ 中島真一郎さん】
「年賀状じまいグッズも今年からなんですが取り扱いを始めまして、去年お問い合わせが多かったので今年から取り扱いを始めるようにしました」
こちらの店では11月から簡単に貼れるシールやスタンプ、メッセージが印刷されたはがきなどが並んでいます。
年賀はがきの発行枚数は2004年をピークに、15年連続で減少しています。
去年はがき1枚の値段が63円から85円に値上げされ、2025年はついに10億枚を初めて下回り7.5億枚まで減少しました。
町の声も―
「親が亡くなって年賀状じまいしたのでそこからやめました。どうしてもやっぱり便利なことが多くなっているというところかなとは思います」
年賀状離れが叫ばれる中こんな動きも。
近年注目されているのが、AIを活用した年賀状作成。
従来の年賀状作成ではテンプレート選びから写真の配置、デザインなどいくつも工程があり、時間と労力を費やします。
しかしAIを利用すれば写真や希望を伝えるだけでデザインが自動生成されるため、時間が大幅に短縮されるというメリットがあります。
一方、佐賀市の開成小学校では地元の郵便局による年賀状の書き方の授業が開かれました。
子どもたちが手紙に触れる機会が減る中、書く楽しさや温かさを知ってもらおうと毎年開かれているもので、このうち1年生の授業では年賀状と普通の手紙の違うところや日本の伝統文化であることなどが紹介されました。
児童はメッセージを考えた後イラストを交えながら年賀状を書き上げていました。
【児童】
「いとこに書きました。今年も一緒に遊ぼうねって書きました」
【児童】
「鹿児島のおばあちゃんに書きました。また一緒に遊ぼうねって書きました」
【佐賀八戸溝郵便局 石原資展局長】
「手紙が減っていくのは時代の流れですけど子どもたちは手紙を書く経験が少なかったり無いことがありますので経験することで選択を自分でできるようになってほしい。体験をしてほしいと思っています」
例年通り年賀状を出す人も、2026年で年賀状じまいという人も形は変わっても親しい人とあいさつを交わす一つのタイミング。
郵便局は元日に配送するには25日までの投函が必要として、早めの投函を呼びかけています。
【アナウンサー】
「自分の都合で送らない方向に進んでいたが、子供たちが書いているのを見て、年賀状が届く人の気持ちを改めて再確認して、今年は書いてみようかなと思います」
【アナウンサー】
「1月1日にポストにはがきがたくさん届いていると嬉しい気持ちになります。ただ、金銭的、体力的負担になるのであれば一つの手段として年賀状じまいを考えてみても良いかもしれませんね」
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