先日、ＢＳ放送で　平成の時代に話題となった“超常現象”を特集した番組をやっていました。

自宅でその番組を見ていると、平成２年・１９９０年に吉野ヶ里遺跡付近の田んぼに「ミステリーサークル」が現われたという映像が流れました。

びっくりしてサガテレビのアーカイブを調べてみると・・・ありました。

ミステリーサークルの映像が。

遠くには吉野ヶ里遺跡の物見やぐらが・・・

私が大学２年のころで、ちょうどこのミステリーサークルが世界各地で発見され、話題になりました。

「UFOの着陸跡」「竜巻などの気象現象」「プラズマ現象の仕業」などいろんな説をいろんな専門家が唱えていました。

しかし、１９９１年にイギリスで男性２人組がミステリーサークルの製作者として名乗りを上げ、簡単な道具と人力によってある程度の規模のミステリーサークルが比較的短時間で作れることを実演したことによって、超常現象説は急速に廃れてしまいました。

今では、人為的に作られたものという考えが一般的です。

すでに当時のサガテレビのニュース原稿には「いたずらと見られる」と書かれています。

あまり出来栄えがよくなかったのでしょうか…。

結局、“犯人”は見つかっていないようです。

ただ、今でも「人力で作ったとは説明できないサークルもある」という意見も根強くあります。

いたずらで農家に迷惑をかけたり、世間を騒がせてはいけません。

しかし世の中には、少しは“ミステリー”があった方がおもしろいですよね。