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2026.04.20

2026年本屋大賞は朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』! 佐賀の推し本屋3選もご紹介

書店員が「今いちばん売りたい本」を選ぶ「本屋大賞」。2026年の受賞作が発表されました。

第23回の大賞に輝いたのは、朝井リョウさんの話題作。
心を揺さぶるストーリーと、今を生きる私たちにそっと寄り添うような言葉が、多くの読者の共感を集めています。

ページをめくるたびに引き込まれるその魅力は、まさに“今読むべき一冊”。

今回は、そんな受賞作の魅力とあわせて、本好きなら一度は訪れてほしい、佐賀県内の個性あふれる書店3店舗もご紹介します。

お気に入りの一冊と出会う旅に出かけてみませんか?

そもそも「本屋大賞」って何?

「本屋大賞」は、全国の書店員の投票によって“今いちばん売りたい本”を決める賞です。

審査を担うのは、プロの文学者や評論家ではなく、日々お客さんと向き合う書店員たち。
だからこそ、読者の心に寄り添う作品が選ばれやすいとも言われています。

さらに、司会進行から裏方まで運営のすべてを書店員が担うのも大きな特徴。まさに“本屋さんによる、本屋さんのための賞”です。

そんな本屋大賞は、2026年で第23回目を迎えました。

読者と本をつなぐ現場の想いが詰まったこの賞に、今年も大きな注目が集まっています。

2026年本屋大賞 受賞作

『イン・ザ・メガチャーチ』

2026年の本屋大賞に輝いたのは、朝井リョウさんの「イン・ザ・メガチャーチ」。
ステンドグラスのような円形デザインの表紙が印象的な一冊です。

朝井さんは1989年生まれ。早稲田大学在学中の2009年に『桐島、部活やめるってよ』でデビューし、映画化もされた人気作家として知られています。

今回の受賞作『イン・ザ・メガチャーチ』は、“推し活”をテーマにしながら、日本経済新聞で連載された作品でもあり、経済やビジネスの視点からも楽しめるのが大きな魅力。エンタメ性と社会性を兼ね備え、幅広い読者の心に響く内容となっています。

本が売れにくいと言われる時代だからこそ、書店員の熱い想いが詰まった本屋大賞です。

書店スタッフおすすめ!個性派書店3選

ここからは、書店スタッフの本間さんが厳選した、佐賀県内の“推し本屋”を3店舗ご紹介します。

一歩足を踏み入れれば、そこにはそれぞれの店ならではの空気感と、本との新しい出会いが待っています。

思わず長居したくなる空間、店主のこだわりが詰まった棚、ふと手に取った一冊が心に残る――。
本との向き合い方も楽しみ方も、きっと広がるはずです。

お気に入りの一冊を探しに、ぜひ訪れてみてください。

古賀書店 嬉野市

嬉野市にある古賀書店は、親の代から数えて75年続く老舗書店です。
店内は、どこか懐かしく、やさしいレトロな空気に包み込まれます。

棚に並ぶ本は、店主のこだわりが光る独自のラインナップ。焼き物の産地として知られる嬉野ならではの視点で、柳宗悦が収集した焼き物や着物を収めた図鑑など、文化の奥深さに触れられる一冊とも出会えます。

さらに、海外からの観光客を意識し、春画に関する書籍も取り揃えるなど、地域性と時代のニーズが絶妙に交差するのも魅力のひとつ。

ただ本を買うだけでなく、“ここでしか出会えない一冊”を探す楽しさが詰まった、個性あふれる書店です。

嬉野温泉旅行のついでに立ち寄るのにもぴったりの一軒です。

ペンギンブックスストア 鳥栖市

鳥栖市の住宅街にひっそりと佇むペンギンブックスストア。
外観は一見すると普通の一軒家ですが、扉を開けた瞬間、壁一面に本が並ぶ圧巻の空間が広がります。

もともとは駅近くや商店街での開業を考えていたというオーナーの立石さん。
しかし「家賃を払いながら本屋を続けるのは難しい」と気づき、自宅での開業を決意しました。

夫婦で間取りをじっくり吟味しながら物件を選んだというエピソードからも、本屋を開くことへの強い想いが伝わってきます。

暮らしと本屋がひとつになったこの場所には、大型店とはまた違う、静かで心地よい本との出会いが待っています。

佐賀之書店 佐賀駅内

佐賀之書店は、佐賀駅の中にある身近な書店です。
今回紹介してくれた、書店スタッフの本間さん自身が働く場所でもあります。

「こだわりすぎないことがこだわり」と語る本間さん。
豊富な知識を持ちながらも、それを前面に押し出すのではなく、あくまで自然体で本と人をつなぐ売り場づくりを大切にしています。

肩肘張らずに立ち寄れて、ふと気になる一冊に出会える─。
そんな“ちょうどいい距離感”が、この書店の魅力です。

本屋さんをはしごする楽しさを、佐賀で

「本屋さんって一言に言っても、在庫数とか品揃えとか全然違う。休みの日に5、6軒はしごしてほしい。この本はここで出会えたとか、あっちにはなかったけどこっちにあっておもしろいとか、いろいろ気づけることがあると思うので」と書店スタッフの本間さんはいいます。

老舗の風格が漂う古賀書店、自宅を改装した温かみのあるペンギンブックスストア、そして駅ナカならではの利便性と心遣いが魅力の佐賀之書店。それぞれが異なる個性を持ちながら、地域に根ざして本と読者をつなぎ続けています。

2026年本屋大賞の受賞作、イン・ザ・メガチャーチを手に取るきっかけに、ぜひ佐賀の書店へ。
“推し本屋”との出会いが、あなたの読書時間をきっともっと豊かにしてくれるはずです

店舗情報
  • 古賀書店
    住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙753
  • ペンギンブックスストア
    住所:佐賀県鳥栖市山浦町2621−43
  • 佐賀之書店
    住所:佐賀県佐賀市駅前中央1丁目11−2

 

【2026年4月14日放送 かちかちLIVE サガSagace より】

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