スポット
spot
伊万里の「大きすぎる薬局」で体験! 自分だけのマイ健康茶づくりで春の不調をほっこり解消
季節の変わり目である春は、花粉症・むくみ・頭痛・めまいなど、体のさまざまな不調が出やすい時期。
「なんとなくだるい」「気持ちが不安定」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな春の悩みに寄り添う、ユニークな体験ができる施設が佐賀県伊万里市にあります。
漢方・東洋医学に特化した複合施設「くすきの杜」で体験できる「マイ健康茶作り」ワークショップ。
約100種類もの生薬から自分の体質に合ったものを選び、世界にひとつだけのオリジナルのお茶を作ることができます。
今回は実際に体験して感じた、その魅力をたっぷりご紹介します!
元自動車学校が「漢方のテーマパーク」に!
伊万里市立花町にある「くすきの杜」。
芝生が広がる広大な敷地で、薬局にしてはちょっと大きすぎるほどのスケールです。
伊万里を中心に展開する開成薬局が運営する複合施設で、元々は自動車学校として使われていた土地です。
調剤薬局をはじめ、食品・化粧品の販売、レストランまでを設けた「健康を追求する複合施設」として生まれ変わりました。
施設を案内してくれた平野社長は、中国などで修行を積んだ漢方薬剤師。
現在も毎日店頭に立ち、多くの方の健康相談に応じています。
足つぼロードで体のサインをチェック!
施設の見どころのひとつが、芝生エリアに設けられた「足つぼロード」。
実際に歩いてみると・・・思わず声が出るほどの刺激を感じます。
平野社長によると、かかとのあたりは婦人科系のツボに対応しているといいます。
「毎朝やっていると、だんだん痛くなくなってくる」とのこと。
足の痛みの場所から体の状態を確認できるこの体験は、自分の体と向き合う良いきっかけになりそうです。
春は「木の芽時」。実は体のアクが出やすい季節だった!
そもそも、なぜ春は体の不調が出やすいのでしょうか。
平野社長はこう説明します。
「昔からこの時期のことを『木の芽時』と言って、メンタルが不安定になると言われてきたんですよ。春に芽吹く植物というのはアクが強いですよね。タケノコ、ワラビ、フキノトウといったものがそうです。イメージで言うと、人間もアクが出てしまうような時期なんですよね」
花粉症だけでなく、じんましん・頭痛・めまいなども春に多い不調として挙げられました。
「なんとなくだるい」「気持ちが不安定」といった症状も、実は自然な季節の変化によるものだったんです。
100種類の生薬から作る「マイ健康茶」
くすきの杜の大きな魅力が、「マイ健康茶作り」です。
漢方の食品区分に基づく約100種類の生薬・ハーブ類の中から、自分の体質に合ったものを選んでオリジナルのお茶をブレンドすることができます。
ワークショップはまず漢方の体質チェックからスタート。
平野社長が二択の質問を投げかけながら、その方に合ったブレンドを提案してくれます。
今回は、足つぼロードで感じた痛みや自覚していたむくみの症状をもとに、「むくみすっきりブレンド」を提案されました。
その中のひとつとして選ばれたのが「ハトムギ」。
「ハトムギ化粧水など、美容にもよく使われますが、体内の余分な水分や熱の排出を助ける働きがあります」と平野社長が解説してくれました。
東洋医学の知識に基づき6種類の食品素材をチョイスしたら、味のバランスも考えながらブレンド。
コーヒーミルで粉砕して最後にパックに詰めれば、世界にひとつだけのマイ健康茶の完成です!
- 体験料金: 2,500円
- 予約:予約なしでも体験できますが、事前予約がおすすめ
飲んでみると・・・
実際に飲んでみると、ほっとする味。
もっと独特な味や香りがするのかと思っていたんですが、クセはなく、すっきりとしていました。
平野社長は、「漢方ってまずいイメージがどうしてもありますよね。おいしいと言ってもらえるのが一番うれしいです」と笑顔で話していました。
漢方に苦手意識がある方でも、安心して体験できそうですね。
自宅で簡単!いつものお茶を健康茶に!?
自宅でも手軽に健康茶を楽しめるヒントも教えてもらいました。
それが、「クコの実」を紅茶にちょい乗せするだけという方法です。
クコの実といえば、杏仁豆腐の上に乗っている赤い実として馴染みのある食材。
スーパーの中華食材コーナーやお菓子作りの材料として手軽に手に入ります。
実はこれが立派な漢方食材で、いつもの紅茶に乗せるだけで健康茶に早変わりするといいます。ぜひ、試してみてください。
2000年前の漢方古典に学ぶ「春の過ごし方」
平野社長は春の健康な過ごし方についても教えてくれました。
なんと2000年前の漢方の古典にも、春の健やかな暮らし方が記されているといいます。
その内容が驚くほど興味深く、ヘアスタイルやファッションについてまで言及されているとのこと。
「髪の毛を縛りすぎない、引っ詰めすぎないということですね。着物の帯も締め付けないで、余裕を持たせて着こなしましょう、ということが書かれているんです。春はゆるふわがテーマです」
2000年もの時を超えて伝わる「ゆるふわ」の知恵は、現代の私たちにも通じるものがありそうです。
まとめ
春の不調は誰もが感じやすい、自然な季節の現象。
でも、自分の体質を知り、上手に向き合うことで乗り越えていくことができます。
100種類もの生薬から自分だけのお茶をブレンドする体験は、健康への第一歩になるはず。
今年の春は、伊万里市の「くすきの杜」でほっと一息つきながら、自分だけのオリジナル健康茶作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- 店舗名:くすきの杜
- 住所:佐賀県伊万里市立花町3520−6

