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佐賀の伝統工芸「佐賀錦」の美しさに触れる特別な体験|「旧福田家」
金糸が織りなす、息をのむほどの輝き——。佐賀が誇る伝統工芸品「佐賀錦」の美しさを間近で感じられる貴重な場所が、佐賀市にある「旧福田家」です。今回リポーターが訪れたのは、佐賀城下ひなまつりの期間中に特別展示が行われているこの施設。職人の手仕事の精巧さと、完成品が放つ圧倒的な美しさに迫ります。
佐賀錦とは——和紙と金糸が生み出す唯一無二の織物
佐賀錦は、佐賀藩の武士の内職として発展した伝統工芸品です。スタッフの方によると「経糸には漆を塗った和紙を使い、緯糸には針に通せるほど細い糸を使って織り込んでいきます」とのこと。
驚くのはその制作にかかる時間です。「8時間作業しても2〜3センチしか織れない」「100回近く繰り返してやっと1センチできる」という職人さんの言葉からは、佐賀錦がいかに膨大な手間と技術の上に成り立つ工芸品であるかが伝わってきます。旧福田家では熟練の職人さんが実際に織りの作業を行っており、その精密な技術を間近で見学することができます。
佐賀錦をまとった、豪華絢爛な雛人形
館内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは佐賀錦をまとった美しい雛人形の数々です。金糸が織り込まれた佐賀錦が衣装に使われた雛人形は、見る角度によって輝きが変わり、思わず「きれい」と声が出るほどの美しさ。佐賀城下ひなまつりの期間中だけ展示される特別なもので、「佐賀錦がたっぷり使われた」贅沢な作品ばかりが並んでいます。
がま口からペンケースまで——日常で使える佐賀錦小物
佐賀錦の魅力は、雛人形だけにとどまりません。館内にはがま口やペンケースなど、日常使いできる佐賀錦の小物類も展示・販売されています。リポーターが手に取ったペンケースは、黄金色に輝く佐賀錦の美しさを日常の中で楽しめる逸品。「黄金に光るようなもの」と紹介されたとおり、どの製品も職人の技が随所に光る仕上がりとなっています。
なお、ひなまつりの特別展示以外の期間も、佐賀錦の製品は常設で展示されているため、年間を通じてその美しさに触れることができます。
まとめ
佐賀錦は単なる工芸品ではなく、佐賀の歴史と文化、そして職人たちの積み重ねた技術が凝縮された宝物です。旧福田家では、製作工程の見学から完成品の鑑賞、実用的な小物の購入まで、佐賀錦の世界を丸ごと体験することができます。特にひなまつりの期間中は、佐賀錦をまとった特別な雛人形が館内を華やかに彩り、一年で最も見応えのある時期を迎えます。佐賀の伝統の美しさを肌で感じたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
店舗情報
施設名:旧福田家
住所 : 佐賀市松原4-3-15
【2026年2月25日放送 かちかちLIVE わらしべ長者の旅 より】
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