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佐賀第一号のラーメン屋「民芸茶屋シャローム」が生んだ涼グルメ!71年愛される緑色の清涼麺
まだまだ厳しい残暑が続く今日この頃。そんな季節にぴったりな涼やかなグルメが佐賀市巨勢町にあります。71年前から変わらず愛され続ける佐賀のソウルフード「清涼麺」は、この緑色の美しい麺が織りなす爽やかな味わいで、地元の人々に愛され続けています。
青のり粉で色づけされた珍しい麺と完全オリジナルのつけだれが生み出すこの一品は、暑い夏を乗り切るために生まれたここだけの特別な料理です。
佐賀初のラーメン屋から生まれた夏の名物
「民芸茶屋シャローム」の歴史は、佐賀で一番最初のラーメン屋として始まりました。清涼麺誕生のきっかけについて、店主は次のように語ります。
「夏は暑くて食べにくかった。夏に食べられるものを作ったがいいんじゃないかということで作った」
この一言から生まれた清涼麺は、現在2代目の江藤さんが時代に合わせてトッピングなどにアレンジを加えながらも、約70年前からの原型をそのまま守り続けています。夏限定ではなく1年中楽しめる定番メニューとして、多くの人に愛され続けているのです。
他では味わえない美しい緑色の麺
清涼麺の最大の特徴は、なんといってもその美しい緑色の麺です。青のり粉を練り込んで作られたこの麺について、店主は「今のところない」と自信を持って語ります。確かに他では味わえない、まさに唯一無二の一品です。
和と中華が融合した完全オリジナルのつけだれ
清涼麺のもう一つの魅力は、完全オリジナルのつけだれです。店主によると「基本的には和風をメインに。それに中華風なアレンジをしている」とのこと。和と中華の文化が絶妙に混じり合った、独特な味わいを楽しむことができます。
リポーターは「タレつけるとさらに美味しい。濃厚なタレの味と優しい青のりの麺がマッチしている」とその相性の良さを絶賛。つるっと爽やかにいただける清涼麺は、暑い時期になると8割から9割の方が注文する人気メニューとなっています。
ルーツとなったラーメンも健在
店舗では清涼麺の原点となったらーめんも味わうことができます。夏場は少しだけ温度を下げて提供されるこのらーめんには、ごぼうの天ぷらという珍しいトッピングが施されています。
- 商品名:らーめん
- 値段:670円
「豚骨から出る油は全部捨てる。その油は使わずにうちの特性の油を足してやる」
この独自の製法で作られたスープは、一般的な豚骨らーめんとは一味違う優しい味わいが特徴です。リポーターも「普段食べてる豚骨とは違う優しい味」と、その味わいに感動を隠せませんでした。
残暑にこそ味わいたい佐賀のソウルフード
「全てがここだけのオリジナル」という清涼麺は、この残暑の時期にこそ味わいたい特別な一品です。のど越し爽やかな清涼麺を楽しめる季節は、まだまだ続きます。
71年という長い歴史の中で愛され続けてきた佐賀のソウルフード。青のり粉で彩られた美しい緑色の麺と、和と中華が融合した秘伝のつけだれが織りなす涼やかな味わいを、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
きっと他では味わえない、特別な食体験があなたを待っています。
店舗情報
- 店舗名: 民芸茶屋シャローム
- 住所: 佐賀市巨勢町牛島576-37
- 営業時間: 11:30~21:00
- 定休日:日曜日
- TEL: 0952-22-2522