「同年代の子どもが周りにいない」「お友達がほしい」そんな悩みを抱えていませんか？ワイヤーさがでは月に1回発信している子育て情報「おやこdeつどう」で、そんな悩みを解決するための企画を紹介しています。今回は、佐賀市立循誘公民館で開催されている子育てサロン「くれよんロケット」を取材してきました。

「くれよんロケット」では、季節に合わせた様々なイベントを企画しています。取材当日は「夏祭り」がテーマで、12組の親子が参加していました。会場では子どもたちが可愛い浴衣を着て、スタッフ手作りのおもちゃを使った魚釣りやボーリングなどのゲームを楽しんでいる様子が印象的でした。

「今日は夏祭りっていうテーマで、スタッフが作ったものと、手作りのおもちゃを借りてきて、そこの中で遊ぶというテーマです。この会に来て、楽しいっていうのが1番ですよね」とスタッフが説明するように、子どもたちの笑顔が会場いっぱいに広がっていました。

実際に参加した保護者からは、多くの喜びの声が聞かれます。

「公民館のこういうイベントに参加したことがあんまりなかったので、なんか子供もですけど、自分もちょっと楽しみができた。ちょっと人見知りだったり、場所見知りがあったんですけども、すごい楽しくなんかゲームに参加できました」

「家で2人でいたら時間が経つのがなかなか進まないけど、ここ来たら、楽しく過ごせる」という体験談からは、親子両方にとって貴重な時間となっていることが分かります。

さらに親同士のつながりも生まれ、「抱っこしなくていい時間があるとか、子供が友達と話してる、親も友達ができる、次もまた会えるかなっていう楽しみがつながる」という声が示すように、継続的なつながりが親の育児負担軽減にもつながっています。

「くれよんロケット」の大きな魅力の一つが、経験豊富なスタッフのサポート体制です。子育て経験のあるママがスタッフとして参加しており、様々な相談に乗ってくれます。

参加者からは「スタッフの人とかいっぱい色々お話してくださるし、子供さんがいる人が多いんで、こうしたらいいよとか、なんか色々自分の経験とかを元に相談に乗ってくださるんで、楽しいです」という感謝の声も聞かれました。

「くれよんロケット」は毎月第2水曜日に開催されており、今後は運動会やクリスマス会など季節に合わせた企画を予定しています。継続的に参加することで、親子ともに友達の輪を広げ、子どもの社会性を育むきっかけにもなります。

子育てサロンの価値は、子どもの遊び場としてだけでなく、親同士の交流の場としても大きな意味を持ちます。佐賀県内には他にも様々な子育て支援の取り組みがあります。一人で悩まず、地域のサポートを活用して、親子で楽しい時間を過ごしてみませんか？

ワイヤーさがの「おやこdeつどう」では、このような地域の子育て支援情報を定期的にお届けしています。

参加方法・基本情報

子育てサロン「くれよんロケット」

• 開催場所：佐賀市立循誘公民館
• 開催日：毎月第2水曜日
• 参加資格：どこに住んでいる方でも参加可能
• 問い合わせ：佐賀市立循誘公民館まで

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