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寒い季節の隠れた脅威「ヒートショック」に要注意!専門家が教える予防法とは
寒い季節になると増加する「ヒートショック」。年間で約1万7000人もの方が亡くなっているとされるこの危険な現象について、専門家に詳しく話を聞きました。
ヒートショックは、冬場に暖かい部屋から寒い場所へ移動した際に、温度差によって血圧が急激に変動することで起こります。これにより、脳や心臓の血管が詰まったり破れたりする可能性があるのです。
専門医は「一般的に高齢になればなるほどリスクは上がると言われており、年間1万7000人程がヒートショックで亡くなっているという話ですが、なんとその10%程度は60歳未満の若い年齢で起きています。いつ誰に起きてもおかしくない病態です」と警告しています。
自覚症状・初期症状は?
- 感じたことがないような激しい胸の痛み
- 冷や汗や息切れ
- しびれ
- めまい
- 呂律が回らない
ヒートショックによる入浴中の死者数
推定値ですが年間約1万7000人がヒートショックで亡くなっているということです。ちなみに、熱中症での年間死者数が1500人ほどです。それだけ身近に潜んでいると言っても過言ではありません。
ヒートショックを起こしやすい条件
特に注意が必要なのは、以下のような条件に当てはまる方です。
- 65歳以上
- 浴室が寒い状況
- お酒を飲んだ後にお風呂に入る
- 高血圧、糖尿病、肥満、不整脈がある
ヒートショックを予防するには?
- 入浴前に脱衣所や浴室を温めておく
- お湯の温度は41℃以下に保つ
- 浴槽に浸かるのは約10分までにする
- 食後すぐ、お酒を飲んだ後、薬を飲んだ後の入浴は避ける
- お風呂に入る前に同居している人に声をかける
もし万が一ヒートショックの症状が出た場合は、無理に立ち上がらず、体勢を低くして気分が落ち着くまで待つことが大切です。
家族が異変に気づいた場合は、溺れていれば浴槽から出し、栓を抜いてお湯を抜くことも重要です。そして躊躇せずに119番通報をしましょう。
【2024年12月13日放送 かちかちLIVE ライフプラスより】
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