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2024.10.29

秀吉が愛したもうひとつの茶室 唐津市の名護屋城博物館「草庵茶室」

今回のテーマは「肥前名護屋城の地に復元!秀吉が愛した“もうひとつの”茶室」
佐賀で秀吉といえば「肥前名護屋城」「黄金の茶室」が有名ですが、実はもうひとつ秀吉が愛したという茶室が復元されたということ行ってきました。


唐津市にある「佐賀県立名護屋城博物館」
2024年3月に「黄金の茶室」とともに復元された、豊臣秀吉のプライベートな茶室として名護屋城に造られた「草庵茶室」があります。

「草庵茶室」と「黄金の茶室」について、歴史や、復元の過程などを知ることができる展覧会「企画展 黄金と草庵 ―秀吉の茶室に挑む―」が、2024年12月1日(日)まで名護屋城博物館で行われています。

観覧無料 毎週月曜休館(月曜が祝日の時は翌日)午前9時~午後5時

名護屋城博物館「黄金の茶室」
黄金の茶室

秀吉が造らせた金の茶室 政治・外交上の重要な場面で使用され、名護屋城では4回使われた記録あり

草庵茶室

秀吉が名護屋城に在陣中、日常生活を送った敷地内に建てられた「プライベート茶室」

こちらが発掘調査の様子です。
秀吉の茶室は全国に複数あったと考えられていますが、実際に茶室の跡地が見つかったのは名護屋城だけということです。

名護屋城博物館「草庵茶室」

煌びやかで豪華な「黄金の茶室」に対し、プライベートな時間を過ごしたという「草庵茶室」

草庵茶室

発掘調査の成果と資料等をもとに復元。柱などは全て竹。

床も竹を使用しているため、足が痛くなります。
目に優しいグリーンな茶室。竹の香りにもリラックスできます。

秀吉は「黄金の茶室」のイメージが強かったのですが「草庵茶室」で秀吉の人間性の“奥行き”が想像できます。

草庵茶室体験プログラム

草庵の茶室で、実際にお茶を楽しめるイベント

2024年11月23日(祝・土)・30日(土)
事前申し込み(先着順)
昼の部…1000円
夜の部については、茶室外と茶室内で金額が異なり、茶室外は5000円、茶室内は10000円
※10000円のコースでは、名尾和紙で作られた草庵茶室の模型がつく特典もあるそう

参加には事前の申し込みが必要で、名護屋城博物館のHPから申し込めます。

また、同じ日に「黄金の茶室」でお茶がいただける体験プログラムも開催されていて、こちらも事前申込制です。

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