今回のテーマは「1日の活力は朝食にあり！」
なぜ朝食を食べた方が良いのか調査してきました。

「朝食は本当に食べた方が良いのか？」その答えを調査しに、西九州大学佐賀調理製菓専門学校で調理理論や栄養学などを教えている、管理栄養士の田中美香子先生にお話をお聞きしました。

Q.そもそも朝食は必要？

田中先生「朝食を抜くとカロリーは抑えられるが、反対に太りやすい体質になる」

朝食を抜くと…

昼食で食べた栄養素を一気に吸収してより多くの栄養素を取り込もうとして、太りやすくなるそうです。

朝食を食べないことによるデメリット

太りやすくなる以外にも、脳が休み状態になり仕事がはかどらない、ぼーっとする、体を動かすエネルギーが足りず体が動かなくなる、だるくなりやすくなると言ったことが起こりやすくなります。

・ビタミン、ミネラル
・タンパク質
・炭水化物（糖質）

の3つに分けてお話します。

それぞれが朝食に必要な理由とは…？

ビタミン ミネラル

腸など体の調子を整える働きをすします。
体の調子を整えることと、腸も寝ているので腸を動かすことをしてあげると、朝の排便もスムーズになり体の調子を整えるということでビタミンとミネラルが必要になります。

タンパク質

体を動かす働きをする

炭水化物（糖質）

脳のエネルギー源、ブドウ糖のもととなる
炭水化物は体に入るとブドウ糖に変わるので、主食をしっかりととって脳を目覚めさせます。

ご飯やパンなどの炭水化物は温かいものを食べる

温かい状態で食べると、眠っている体を起こすのに役立ちます。

タンパク質は、体を起こす役割があるので、（作り置きした）ゆで卵やチーズなど、すぐに食べられるものがおすすめです。

牛乳は温めたものがよく、コーヒーはカフェ・オ・レにしたり、ココアもおすすめです。

ビタミン・ミネラルは、果汁100％のジュースでも良いですが、一気に飲むと急激に血糖値が上がってしまいます。
一気に飲むのではなく、少し間隔をあけて飲むことがポイントです。

包丁を使ったりまな板を出したりが面倒な時もあると思いますので、すぐ食べられるような食材を選んで食べるようにすると、忙しい朝でも朝食を取りやすくなります。

POINT

朝食は炭水化物とタンパク質、そしてミネラル・ビタミンをバランスよく食べるべし！