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2023.11.12

九州でココだけ!“ペコちゃんのほっぺ”などを製造する「株式会社不二家 吉野ヶ里工場」

吉野ヶ里町にある「株式会社 不二家 吉野ヶ里工場」
不二家と言えば、あのペコちゃんと、ペコちゃんのボーイフレンドのポコちゃんが座っています。

皆さんがご存じの洋菓子を中心としたスイーツの不二家ですが、
実は、不二家の工場は、九州にはただひとつ、この「吉野ヶ里工場」だけなんです!
九州6県と山口県内の不二家で販売されているケーキやスイーツは、吉野ヶ里工場から出荷されているんです。
不二家吉野ヶ里工場では、洋菓子・焼き菓子(カントリーマアムやマカロン)を製造しています。

また、この「ペコちゃんのほっぺ」ですが…!
九州各県と山口県の不二家店舗で販売する全ての「ペコちゃんのほっぺ」は、吉野ヶ里工場で製造しています。
そして、この工場ができた29年前に同時に発売が開始された商品で、吉野ヶ里工場としては思い出のある商品なんだそうです。

今回は「ペコちゃんのほっぺ」ができるまでを見せていただきました!

卵・小麦粉などを混ぜたものにメレンゲを合わせる

まずは、あのフワッフワの生地を作るところから。

生地の合わせ作業は機械だけではできず、感覚が大事で職人の技が光っていました。
メレンゲを混ぜることでふんわり食感の生地に
メレンゲを混ぜ込むのは職人の「手」で!

手に当たる感覚で生地の出来具合を見ています。
混ぜ過ぎると生地が死んでしまうため混ぜ過ぎ厳禁!目と感触で混ぜ加減を調整しています。

マニュアル通りではなくて、その時々の加減でおこなっています。

1回の作業で出来る生地はペコちゃんのほっぺ 700個分なんです!

次はこの生地を、型に流していきます。

生地を型に流し込む
自動充填された生地はオーブンへ

機械が自動で重さを量ってくれます。

オーブンの中を流れながら約32分かけて焼成

型に流された生地は約32分でこのオーブンの中を通りながら焼かれていきます。
この空間は良い香りが漂っていました。

焼き上がった生地を型から外す
焼きあがった生地は、良い香りがして、この厚みのある生地が食欲をそそります♡

出来上がったばかりの生地は、ほわっほわ!そして、この幸せな断面…!
口に入れると、なんという口溶け…!

この軽やかな食感も、職人の手作業でしっかり空気を含ませて焼き上げた特製の生地だからこそ!
シュワっと溶けるような口当たりでいくつでも食べられます。
焼き上がった生地にクリームを詰める

そして!このフワフワの生地にカスタードクリームと生クリームを合わせた特製クリームをこのように横から詰めていきます。

「ペコちゃん」の焼き印を付けて完成!

仕上げにペコちゃんの焼き印を付けたら、「ペコちゃんのほっぺ」の出来上がり!


パッケージのペコちゃんも、とってもキュートです♪
年間に製造されるペコちゃんのほっぺを並べると…?

約42.5kmに!
※ぺこちゃんのほっぺは直径8.5cm×年間50万個


フワッフワの生地に、絶妙な柔らかさのクリーム!
「ペコちゃんのほっぺ」にはおいしいが詰まっています!
生地がフワフワで、中にものすごくなめらかで口溶けの良いクリームがあり、口の中で綺麗に混じり合いとっても幸せです。

工場長の古賀さん「従業員一同、『お母さんの気持ち』を込めたケーキ作りに励んでおりますので、その気持ちが伝われば非常に良いなと思います」
【2023年11月9日放送 かちかちPress 工場walkerより】

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