佐賀市にある「南蛮食堂トマトの湯むき」

東京や大阪のフランス料理店で修業したご主人自慢の洋食がいただけるお店です。

調理過程が店名になっているお店は珍しいですよね。
ご主人がフランス料理を始めて一番最初の仕事が「トマトの湯むき」だったことを思い出して、初心を忘れないために店の名前にしたそうです。

お店の特徴は？

定番料理が無く、面白い材料を見つけたら料理にしているそうです。
できるだけ毎日メニューを変えているそうです。

焼さ鯖のサラダ　900円

※メニューは日替わりです。

アカダイコンの食べるドレッシングです！

ドレッシングはショウガとラズベリーで味付けしていて、シャキシャキした食感や程よい酸味がアクセントになっています。

サバの脂もしっかりありますが、すっきりいただけるサラダです。
サバの塩味も効いているのでお酒に合う味です。

椎茸のスクランブルエッグ　680円

※メニューは日替わりです。

一般的なスクランブルエッグとは違い"ペースト状"になっています。フランスのスクランブルエッグがベースです。

"とろじゅわ"のような感じで、スクランブルエッグと思って食べると、全然違った食感です。

原木シイタケを使っていて、シイタケのうまみもタマゴもぎっしり詰まっています。とても深い味のスクランブルエッグです！

バケットにつけていただきました。

カリッとしたバケットに合います！パンに染みこむとまた違う食感になります。

原木シイタケ・タマネギ・タマゴを混ぜたペースト状のスクランブルエッグ。
調理のポイントは「湯せん」をすること！湯せんでゆっくり火を通すことでフランス風のトロトロとした食感になるそうです。

チキンキエフ　1200円

※メニューは日替わりです。

骨を抜いた鶏むね肉の中にバターを入れ、衣をつけて揚げたウクライナの代表的な料理です。

中には手づくりのカレーバターが入っています。
香ばしくも優しい味に仕上げています。

チキンキエフに入れるバターは作る人によって違うそうです。普通はバターや、レモンバターを使用しているそうです。

カレーバターは想像と違い、まろやかな味になっています。
外はカリカリで中はフワッとしています。"鶏むね肉"と言われないとわからないほど柔らかいです。

調理はシンプルですけど、手が込んでいることが味で分かるほどです。
ご主人は「仕込みに時間をかけるのが自分のスタイル」と仰っていました。

南蛮食堂 トマトの湯むき

住所 : 佐賀市駅前中央2丁目2-10 アビタシオン神野103
営業時間 : 11:30～14:00　17:00～23:00
TEL : 0952-31-5171
定休日 : 日曜日・祝日