SAGAパラスポーツセンター（佐賀市天祐）

体育館の中に入ると、赤色のポールと白色のポールが交互に置いてあります。

「スラローム」という競技だそうですが、一体何なんでしょうか？
スラローム競技者の由井さんに伺いました。

スラローム競技者 由井彩乃（ゆい あやの）選手

県パラスポーツ大会記録保持者

陸上競技スラローム

旗門（赤白の棒）の色や配置によって決められたコースを走行し、タイムを競う。

赤の旗門はバックで進み、白色の旗門は前進、1点だけ旗門があるところがその周りを回ってもらようになっています。

実際にリポーターが由井さんと競ってみることに！

ハーフサイズでの挑戦でしたが、リポーターがノーミスで34秒を叩き出しました！

由井さんも「意外と速くてビックリしてます」と驚きの表情。

お次は由井さん！

スマートで綺麗な回転と、無駄のない動きでタイムは24秒！

「めっちゃ本気出しました。緊張した」と笑顔の由井さん

「注目してもらえる競技になれたらなと思います」と仰っていました。

ゴールボール

ボールを転がし合い得点を競う3人1チームの競技。ボールの音を聞き分け、体を張って守備をする。

視覚障害者のために考えられた競技で、使われる球の中に鈴が入っています。

県立盲学校の皆さんとチームに分かれて対決しました！

鈴だけの音が頼りなので、向かってくるボールに対して体を張ってボールを防ごうとしても、あとわずかで防げたところにゴールされてしまうことがあります。

また、来ると分かっていても相手のボールが速すぎて、体が追いつかずにゴールされてしまいます。

やってみるのと、見るだけでは全然違います。

ゴールボールは音だけが頼りだから、本当に味方が心強い。絆生まれるパラスポーツです。