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波佐間 崇晃のブログ記事

2019.04.12

平成のスーパースター

3月21日、東京ドームで行われたマリナーズアスレチックスの試合を見てきました(≧∇≦)

 

「イチロー選手の日本でのプレーを生で見たい」

その一心でチケットを取りましたから、これがまさか現役最終試合になるとは思っていませんでした・・・

皆さんご存知でしょうか!?オリックス・ブルーウェーブ時代のユニフォームです!!

「がんばろうKOBE」が懐かしい(*´∀`)


試合前のノックでは、打球がイチロー選手の元へ届く度に大歓声!!!

カァーン!!!

乾いた音が球場にこだまします。

打撃練習ではライトスタンド上段まで放り込んでいました。

「まだまだ衰えていない!」

そう思った人も少なくないハズです。

 

午後7時過ぎ。スタンドのあちらこちらがざわつきます。球場の外も同じような状況だったかも知れません。

スマートフォンの画面に表示された速報ニュース・・・

「イチロー 選手 第一線を退く意向」

 

それまでイチロー選手は「引退」という趣旨の発言を一切していませんでしたから、
多くの人が驚いたと思います。


その後の試合展開はほとんど覚えていません。
ただひたすらイチロー 選手の一挙手一投足に見入っていました。

結局この試合でヒットを打つことは出来ませんでしたが、
最終打席のショートゴロで全力疾走した姿が忘れられません。

 



試合が終わり、選手がいなくなった球場。
しかしファンは迷うことなく残りました。

私自身も「イチローに別れを告げたい」という気持ちで一杯でした。
 

10分ほどでしょうか。
ダッグアウト前に待ち構えていたカメラマンのフラッシュが一斉に点滅します。
イチロー選手がベンチから颯爽と出てきました!!!

 

私も、球場の誰もが叫びました。

イチロー !!!

手を大きく左右にスタンドに振りながら、威風堂々とグラウンドを1周する姿はまさにスター。
 

グラウンドを去り行くその瞬間まで、
どこを切り取っても絵になる「いつものイチロー選手」でした。

思い出がふつふつと浮かんでは消え、よぎっては戻り、頭を巡ります。

 

こうして書いているとまた目頭が熱くなってきました(´д⊂)
まだまだ書き足りないのですが、この辺りにします。

 

最後に・・・

数多くの名言を残したイチロー選手ですが、
引退会見での「キュっと締めた」言葉が本当にらしくて、かっこよかったです。


辛いことしんどいことから、逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、
でもエネルギーのある元気なときに、それに立ち向かっていく。
そのことは、すごく人として重要なことなんではないかなと感じています。

 

私にとって「平成のスーパースター」は永遠にイチロー選手です。

波佐間 崇晃
波佐間 崇晃
波佐間と書いてハザマと読みます!「は」っきり、「ざ」んしんに、「ま」ごころを込めて…放送に全力投球します!一言入魂!!
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