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平川 邦明のブログ記事

2021.11.18

解禁は嬉しい!でもモヤモヤ…

この日を待ちわびた方もいらっしゃると思います。

フランス産ワインの新酒「ボジョレ・ヌーボー」の販売です。11月18日午前0時に日本での販売が解禁されました。

スーパーなどで陳列されていたり、事前にチラシなどを見たりすると「おぉ。そんな季節か。もうすぐ年越しだな」なんてことを思いますが、それよりも気になることがあります。

読み方は、どれが正しいのか…。

「ボジョレ・ヌーボー」「ボジョレー・ヌーボー」「ボージョレ・ヌーボー」そこからさらに「ヌーヴォー」のパターンもある…。正しいのはどれか。

気になって電話をかけてみたのが、ワイン・ウイスキー・ブランデーなどの輸入洋酒の普及とその需要拡大や円滑な輸入業務の推進を目的に設立された協会・日本洋酒輸入協会。(県やワイナリー協会などに電話した結果、こちらの協会にたどり着きました。)

事務局長によると「我々を含め、解禁日を守るように各業者や団体に通達する際は一般的に”ボジョレー・ヌーヴォー”と表記する」とのことです。

つまり、表記として有力なのは、ボジョレー・ヌーヴォーということになりそうですが、実は日本洋酒輸入協会の事務局長はこう続けました。

「時代やタイミング、表現する人によって、それぞれ表記が異なる。どれも間違いではない。」

 

つまり、「ボージョレ」でも「ボジョレ―」でも「ボジョレ」でも「ヌーボー」でも「ヌーヴォー」でも良いとのこと。

「Beaujolais Nouveau」はフランスの単語で、これを日本語のカタカナ表記にすると、どれにでもなるそうです。

 

結局のところ、”すべて正解で間違いではない”ということになります。

 

ちなみに、サガテレビの系列では各局が「ヌーヴォー」や「ヌーボー」とバラバラの表記をしていてはおかしいので、「ボジョレ・ヌーボー」と統一するよう系列で決められています。

 

モヤモヤも晴れたところで、今夜はおいしいボジョレ・ヌーボーを楽しむことができそうです。

平川 邦明
平川 邦明
自分の言葉で少しでも社会が明るくなればと考えながら日々の取材やアナウンスに臨んでいます。
そして「観ていて良かった」と思われる番組を目指しスタッフ一丸となって奮闘中。
平日夕方、かちかちLIVE でお会いしましょう!
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