佐賀のニュース

  1. トップ
  2. 佐賀のニュース
  3. 有田焼の青い顔料「呉須」 後継者不足で1社に集約 技術を受け継ぐために… 【佐賀県】

有田焼の青い顔料「呉須」 後継者不足で1社に集約 技術を受け継ぐために… 【佐賀県】

2026/03/24 (火) 18:21

サムネイル
有田焼にかかせない青い顔料「呉須」。有田町ではこれまで2社が製造していましたが後継者不足などを理由に1社に集約されることになりました。新たな魅力も発信しながら長年の技術を受け継いでいます。

黒っぽく見えるものから鮮やかな青まで・・・全て有田焼に欠かせない青い顔料「呉須」です。
国内では2つの地域で作られていて中でも、有田町の「呉須」は天皇陛下に納める作品にも使用されてきたいわば最高峰の「青」です。
その歴史は長く佐賀や長崎では100年ほど前から岸川絵具と深海商店の2社がその製造を担ってきました。
しかし陶磁器の生産量低下に伴い注文も減少。

【深海商店 深海宗佑さん】
「最盛期は社員数が30人くらいいたんですけど今は5名。(以前は)月初に呉須200kgとかの注文が来てた。今は1kgとか」

去年9月に後継者がいないことなどを理由に岸川絵具が深海商店に対し事業継承を打診し、有田や波佐見など6つの産地の「呉須」の製造は深海商店が一手に担うと発表しました。
深海商店では約300種類の「呉須」を取り扱い、社員は4人増えて取引先もわずかに増える見込みです。

【深海商店 深海宗佑さん】
「有田焼というのは日本の陶磁史の一部を担ってきたわけなので、それの一端を私というか深海商店が担わせていただくというのは非常に大きいことだと思う」

また、その表現は焼き物以外にも…

【リポーター】
「こちらは呉須と家具のコラボです。木の上に呉須が塗られていることで少し青っぽく、木にはない色味が表現されています。そして私が着ているこちらのトレーナーにも呉須がプリントされています。焼き物だけでなく、衣類でも呉須を楽しむことができます」
【深海商店 深海宗佑さん】
「そのアパレルを着てお出かけいただいていることが多いみたいで呉須とか有田焼について知ってもらう機会が増えているみたいですね」

今年で創業410年を迎える有田焼。
長年培われた技術や思いは次の世代へ受け継がれています。
キーワードから探す
佐賀のニュース
特集ニュース

災害の記憶

豪雨、地震、大雪…近年激甚化する災害。過去の教訓を防災に生かしていこうと、県民のみなさんの災害の記憶をシリーズで掲載します。

さがリサーチα

佐賀のニュースをサガテレビの記者が掘り下げるコーナー。もっと知りたくなる佐賀を紹介。

ピックアップ

サガテレビ選りすぐりの企画ニュース、独自取材のニュースを掲載。

新幹線長崎ルート

戦争の記憶

終戦後、日本は、他国と戦火を交えていませんが、ウクライナ侵攻など戦争・紛争は絶えません。サガテレビでは、「戦争の記憶」を次世代へ語り継ぎ、平和について考える取材を続けていきます。

オスプレイ

オスプレイの佐賀空港配備計画の行方は…。サガテレビでは徹底取材を続けていきます。

DAILY NEWSランキング

こちらもおすすめ

全国のニュース FNNプライムオンライン