2024/03/14 (木) 18:09

アメリカ軍がオスプレイの飛行停止を解除したことを受け、防衛省は14日以降、準備が整った機体から順次飛行を再開すると発表しました。一方、沖縄のアメリカ軍のオスプレイは午前中に飛行を再開しています。

オスプレイをめぐっては去年11月、鹿児島県屋久島沖でアメリカ軍オスプレイが墜落し、乗っていた8人全員が死亡した事故を受け、全世界で運用が停止されていました。
防衛省によりますと3月8日、オスプレイの飛行停止の措置が解除されたことを受けて、陸上自衛隊に配備されている機体についても14日以降、準備が整った機体から順次飛行を再開するということです。
吉野ヶ里町の目達原駐屯地には、陸上自衛隊の1機が駐機していますが九州防衛局によりますと「まずは木更津からになるのではないか。目達原から飛ぶ場合は周辺の自治体に丁寧に説明したい」としています。

【山口知事】
「早いなと思った。事故の理由のところで不具合の詳細がはっきりしていないなと。今後も引き続き事故原因の究明や安全対策の説明を受けたい」

また、山口知事は目達原駐屯地に置かれている1機について「目達原駐屯地には整備クルーがいない。飛び立つのか陸で搬送されるのか、どういう形になるのか説明を求めたい」との考えを示しました。

また、沖縄に駐留するアメリカ軍の海兵隊は、14日午前から飛行を再開しています。