佐賀のニュース
4月1日から自転車でのヘルメット着用を努力義務化 デザイン性の高いヘルメットも登場【佐賀県】
2023/03/16 (木) 18:18
4月1日から道路交通法の一部改正で自転車に乗るときのヘルメット着用が「努力義務化」されます。街の人や自転車通学をする生徒の反応、ヘルメットの売れ行きなどを取材しました。
【生徒(1年男子)】
「うーん、あんまり正直意味ないんじゃないかなぁって、まぁ別につけなくてもいいかなみたいな」
【街の人(30代女性)】
「現在はまだかぶっていませんけど買ってからかぶろうと思ってます」
県内では毎年、3万台あまりが新たに防犯登録されているという自転車。
平地の多い県内では、子供や学生から大人まで、乗る人が多く手軽で生活に密着しています。しかし自転車が関係する事故も去年1年間で362件発生し、2人が亡くなっています。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「自転車が関係する交通事故が発生した中で、ヘルメットをかぶっていなかったために頭などを打たれてけがされて亡くなるという確率がヘルメットをかぶられている方と比べたら非常に高くなっています」
警察庁のまとめによるとヘルメット非着用の場合の致死率は着用時に比べ約2.2倍。4月1日からは道路交通法の一部改正で、ヘルメット着用が努力義務化されます。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「かぶっていただく子供さんなんかも大変増えてきている中ではありますけど、それ以外の年齢層の方に関してはですね、まだまだですねヘルメットをかぶっていただけるような状況にない」
「努力義務化」のため、着用していなくても罰則はありませんが、警察は命を守るために着用してほしいといいます。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「ヘルメット着用の安全性、これをしっかり呼びかけていきながら多くの県民の皆さんがですね、自主的にヘルメットをかぶって自転車を運転していただくというふうにしっかり呼び掛けていきたいなと思っております。」
一方、着用の努力義務化に対し、街の人は…
【街の人(30代男性)】
「そこまで必要なんすかねぇ?バイク乗ってた時期もあったんですけど仕事とかで髪型セットして仕事行くときとかはバイクでもし行ったときってヘルメットかぶんなきゃいけないから、それだったら車でいいかって」
【街の人(30代女性)】
「中学校のときに事故にあってヘルメットをかぶってて助かりました」
【街の人(60代女性)】
「着け外しするのもけっこう時間がかかるしですね、パーッと行かんといかんときが多いから…でもしないといけないっていうのは分かるんですけど」
【街の人(40代男性)】
「なんで中学生までかぶって高校生からかぶらないんすかね?」
県内の中学校では生徒に対し、自転車で通学する条件としてヘルメットをかぶることを定めていますが、高校では定められていません。
県教育委員会はヘルメット着用の努力義務化に伴い、2月、県立高校に対し、生徒や保護者へ着用を呼び掛けるよう通知した一方で、校則についてはそれぞれの学校の校長が定めるものとしています。
790人の生徒の多くが自転車で通学している佐賀市の佐賀西高校。生徒や保護者にヘルメット着用の努力義務化を周知はしていますが、通学時などの着用を校則で定めることには慎重です。
【佐賀西高校 青木勝彦校長】
「校則となるとそれを絶対守らないといけないというルール化になるので、そこはもしこれ(ヘルメット着用)を校則化すれば保護者への経済的な負担というのも当然発生してくるので、そこは丁寧に説明とか準備するための期間が必要かなというふうに思いますね」
一方、自転車通学の生徒は努力義務化について…
【生徒(2年女子)】
「あんまりヘルメットしたくないなって思います。中学生のときのヘルメットでなんか暑いとかずれ落ちたりしてちょっと視界が悪くなったりするときがあるからです」
【生徒(1年女子)】
「ちょっと嫌です。髪型が崩れるので。学校の校則で決まったらかぶります。」
【生徒(2年男子)】
「たぶんあまりつける人はいないんじゃないかなって思います。邪魔になったり置き場所に困ったりするので」
【生徒(1年女子)】
「1回、自転車で転んでしまって、そのあとから運転するのに怖いなって思ったことがあったので罰則なくてもヘルメットする可能性はあるかな。ては思います」
ヘルメットの着用について様々な意見がある一方、佐賀市の自転車販売店では去年の夏ごろからヘルメットの売れ行きが好調だといいます。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「仕入れ先にもヘルメットの在庫はない状況で種類によっては全くの入荷時期が未定というものも増えてきてます」
買い求めに来るのは大人が多いということです。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「通勤で自転車を利用されているところなんかは『職場からヘルメットをかぶりなさい』と言われたので見に来ましたという方もいらっしゃってですね」
また、大人に人気なのが帽子に近い形のものなどデザイン性の高いヘルメットです。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「いかにも“自転車のヘルメット”ていうのではなくて普通にかぶりやすい形のものを選ばれてます」
着用の努力義務化に向け、需要が高まる中、警察は、ヘルメット着用だけでなく自転車のマナー向上や交通ルールの遵守も呼び掛けています。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「自転車も車というふうなことをしっかり認識していただいて交通マナーを守って安全な運転に努めていただきたいと思っております」
【生徒(1年男子)】
「うーん、あんまり正直意味ないんじゃないかなぁって、まぁ別につけなくてもいいかなみたいな」
【街の人(30代女性)】
「現在はまだかぶっていませんけど買ってからかぶろうと思ってます」
県内では毎年、3万台あまりが新たに防犯登録されているという自転車。
平地の多い県内では、子供や学生から大人まで、乗る人が多く手軽で生活に密着しています。しかし自転車が関係する事故も去年1年間で362件発生し、2人が亡くなっています。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「自転車が関係する交通事故が発生した中で、ヘルメットをかぶっていなかったために頭などを打たれてけがされて亡くなるという確率がヘルメットをかぶられている方と比べたら非常に高くなっています」
警察庁のまとめによるとヘルメット非着用の場合の致死率は着用時に比べ約2.2倍。4月1日からは道路交通法の一部改正で、ヘルメット着用が努力義務化されます。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「かぶっていただく子供さんなんかも大変増えてきている中ではありますけど、それ以外の年齢層の方に関してはですね、まだまだですねヘルメットをかぶっていただけるような状況にない」
「努力義務化」のため、着用していなくても罰則はありませんが、警察は命を守るために着用してほしいといいます。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「ヘルメット着用の安全性、これをしっかり呼びかけていきながら多くの県民の皆さんがですね、自主的にヘルメットをかぶって自転車を運転していただくというふうにしっかり呼び掛けていきたいなと思っております。」
一方、着用の努力義務化に対し、街の人は…
【街の人(30代男性)】
「そこまで必要なんすかねぇ?バイク乗ってた時期もあったんですけど仕事とかで髪型セットして仕事行くときとかはバイクでもし行ったときってヘルメットかぶんなきゃいけないから、それだったら車でいいかって」
【街の人(30代女性)】
「中学校のときに事故にあってヘルメットをかぶってて助かりました」
【街の人(60代女性)】
「着け外しするのもけっこう時間がかかるしですね、パーッと行かんといかんときが多いから…でもしないといけないっていうのは分かるんですけど」
【街の人(40代男性)】
「なんで中学生までかぶって高校生からかぶらないんすかね?」
県内の中学校では生徒に対し、自転車で通学する条件としてヘルメットをかぶることを定めていますが、高校では定められていません。
県教育委員会はヘルメット着用の努力義務化に伴い、2月、県立高校に対し、生徒や保護者へ着用を呼び掛けるよう通知した一方で、校則についてはそれぞれの学校の校長が定めるものとしています。
790人の生徒の多くが自転車で通学している佐賀市の佐賀西高校。生徒や保護者にヘルメット着用の努力義務化を周知はしていますが、通学時などの着用を校則で定めることには慎重です。
【佐賀西高校 青木勝彦校長】
「校則となるとそれを絶対守らないといけないというルール化になるので、そこはもしこれ(ヘルメット着用)を校則化すれば保護者への経済的な負担というのも当然発生してくるので、そこは丁寧に説明とか準備するための期間が必要かなというふうに思いますね」
一方、自転車通学の生徒は努力義務化について…
【生徒(2年女子)】
「あんまりヘルメットしたくないなって思います。中学生のときのヘルメットでなんか暑いとかずれ落ちたりしてちょっと視界が悪くなったりするときがあるからです」
【生徒(1年女子)】
「ちょっと嫌です。髪型が崩れるので。学校の校則で決まったらかぶります。」
【生徒(2年男子)】
「たぶんあまりつける人はいないんじゃないかなって思います。邪魔になったり置き場所に困ったりするので」
【生徒(1年女子)】
「1回、自転車で転んでしまって、そのあとから運転するのに怖いなって思ったことがあったので罰則なくてもヘルメットする可能性はあるかな。ては思います」
ヘルメットの着用について様々な意見がある一方、佐賀市の自転車販売店では去年の夏ごろからヘルメットの売れ行きが好調だといいます。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「仕入れ先にもヘルメットの在庫はない状況で種類によっては全くの入荷時期が未定というものも増えてきてます」
買い求めに来るのは大人が多いということです。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「通勤で自転車を利用されているところなんかは『職場からヘルメットをかぶりなさい』と言われたので見に来ましたという方もいらっしゃってですね」
また、大人に人気なのが帽子に近い形のものなどデザイン性の高いヘルメットです。
【セキモトサイクル 末次英明さん】
「いかにも“自転車のヘルメット”ていうのではなくて普通にかぶりやすい形のものを選ばれてます」
着用の努力義務化に向け、需要が高まる中、警察は、ヘルメット着用だけでなく自転車のマナー向上や交通ルールの遵守も呼び掛けています。
【県警察本部交通企画課 大屋隆管理官(当時)】
「自転車も車というふうなことをしっかり認識していただいて交通マナーを守って安全な運転に努めていただきたいと思っております」
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