2022/12/27 (火) 11:55

佐賀空港へのオスプレイ配備計画を巡り、佐賀市が九州防衛局に対して運用や安全の説明を求めていた内容への回答がありました。九州防衛局は「現時点ではオスプレイの機数を17機から更に増やす計画はない」などとしています。

佐賀市は12月13日付で、九州防衛局に対して、オスプレイの運用や安全の説明を求める文書を送っていました。
回答があったのは、市が「回答希望期限」とした12月23日の夜で、市の「オスプレイの配備は17機となっているが、将来的に配備数が増えることはあるのか」という質問に対しては、九州防衛局は、「現時点において、Vー22オスプレイの機数を更に増やす計画はない」と回答しました。
また、オスプレイの安全性については、「日本政府としても独自に安全性を確認している。飛行の安全にかかわる構造上の欠陥はない」と説明。
米軍の空港利用に関しては「米軍の常駐計画はない」と答えています。

佐賀市の総務法制課は、「防衛省と県による住民説明会で出た疑問点と合わせて今後も不明な点は確認していく」としています。