1月11日は成人の日。今年はコロナ禍初の成人式となりました。

まずは、県内すべての市や町で成人式が行われたことを嬉しく思います。久しぶりに同級生に会って思い出話に花を咲かせたのではないでしょうか。

ただ、もちろん例年通りというわけではありませんでした。

地区ごとに午前と午後に分けて2部制で実施したり、これまで市民会館など1カ所で行っていたものを校区別で複数会場にしたりするなど各自治体、工夫を凝らしたうえで実施となりました。

コロナ禍初の成人式ということで、例年と変わった点がもう１つあります。

何軒かの貸衣装店や写真館に　　例年と違う点はなかったか？　　と電話で尋ねると、口をそろえてこう答えます。

「例年、友人と前撮りに来る人が多いが、今年は家族と撮影に来る新成人が多い」

「コロナ禍で、家族の存在が当たり前でないことを改めて感じたのではないか」

新型コロナで制限される物事もありますが、その中で何ができるか、何が大事なことなのかと、

気づき、新発見・再発見することもあるんだなと改めて思いました。

ちなみに、10年前の成人式では、私は中学時代のバレー部同級生と撮影しました。

20歳のころの自分。全然変わってないようにも見えますが、少し幼くも見えます。

写真を見た後、社会人になって、色々な人と会って話してお酒を飲んで、仕事をして、少しずつ大人になっていったんだなぁと現在の顔を鏡で見ながらしみじみ思いました。

新成人の皆さん、これから会う人たち、話す内容、行った場所、過ごした時間すべてが皆さんの貴重な財産になります。

人生は選択の連続とよく言いますが、その選択が成功だったか失敗だったかは関係なく、そこから学ぶ全てが皆さんを大きく逞しくする栄養になります。1分1秒を大切に過ごしていきましょうね。

「何をえらそうに…たった10歳しか違わないのに…」とか思いながらブログを書いています(笑)

新成人の皆さんの人生がより良い出会いに恵まれますように。おめでとうございます！