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2019.12.27

春高バレー出場!鳥栖商業&佐賀学園

全日本バレーボール高等学校選手権大会、通称・春高バレーへの切符をつかんだ鳥栖商業と佐賀学園。それぞれのチームの「強さの秘密」について聞きました。

鳥栖商業女子バレー部

20年ぶりに全国大会への出場を決めた鳥栖商業。
今年の合言葉は「私はできる」。就任1年目の行武泰信監督のもと、32人の部員一人一人が自分の可能性を信じ、挑んできました。
そして迎えた県大会決勝。 大会4連覇中の佐賀清和を破り、ついに春高への切符をつかみます。
エースアタッカー・キャプテン酒井陽選手
最高到達点は282センチ。 高い打点からの強烈なスパイクがコートを切り裂きます。 「初めての舞台なので少し緊張していますけど、しっかり自分たちのバレーができるように毎日練習頑張っています」と春高バレーに向けての練習について語ります。
チームの司令塔・セッター扇凛音選手
県大会決勝では酒井を中心にすえながら脇を固めるスパイカーにも効果的にボールを供給。相手に的を絞らせませんでした。
酒井選手とは基山中学から共にプレー。阿吽の呼吸は6年にわたって培われました。
 「(酒井選手が)考えていることはもう分かります。どういう攻撃をしたいかとかいうのを話し合ったりとか、中学校の時からそうだったので、とても良いと思います」と話しました。
副キャプテン・杠郁美選手

最大の武器は落差のあるサーブです。繰り出されるボールは無回転で鋭く落下。リリーフサーバーとして試合の流れを手繰り寄せます。

「小学生のころ春高をテレビで見て、自分もオレンジコートに立ってプレーしたいと思いました。サーブを絶対決めるという気持ちでいます」 と大会への意気込みを語りました。

初戦の相手は福島代表の郡山女子大附属。
全国の舞台でも「私はできる」を合言葉に躍動を誓います。

佐賀学園男子バレー部

男子の県代表・佐賀学園。
県大会では、9年連続の対戦となった宿命のライバル・佐賀商業を破り、2年連続の全国出場を決めました。
伝統の武器は、ボールを落とさない粘りの「守備」です。 キャプテン・村岡航季選手は「県内ではトップの守備力を持っている。どのステージでも通用すると思う」と話します。
ブロックの位置や連携はタブレット端末で撮影。数十センチ単位で確認します。
練習の厳しさは県内随一。蒲原和孝監督は練習中「たった20cmずれるだけでどれだけのマイナスが起こるか。責任もってやれ!」と檄を飛ばします。
チームを支えるリベロ・田尻稜恭選手

「1本でも落としたら負ける。守備で自分が中心となって試合を優位に進めたい」と話す田尻選手。
 県大会の決勝でも、 安定したサーブレシーブに抜群の反射神経。1年生からレギュラーとして、何度もチームを救ってきました。

一方、練習中にはこんな光景も。
ストーブで焼いていたのはニンニクです。 体調を崩しやすいこの時期、食べ物でもスタミナをつけようと約20年前からの恒例となっています。
バレー部OBでもある江口聡コーチは「“自分たちに勝つ”ためにも必要な佐賀学園の伝統」と話しました。
全国での初戦の相手は東京都代表の駿台学園。2017年に全国優勝を果たしたバレーボールの名門です。
今年、佐賀県のチームには1度も負けなかった佐賀学園。積み重ねた自信を胸に、まずは初戦突破を目指します。

「かちかちpress」内コーナー「さがすぽ」12月17日放送分

春の高校バレー 第72回全日本高等学校選手権大会

開催日程
  • 1月5日(日) 男女1回戦
  • 1月6日(月) 男女2回戦
  • 1月7日(火) 男女3回戦・準々決勝
  • 1月11日(土) 女子準決勝・男子準決勝
  • 1月12日(日) 男子決勝・女子決勝

サガテレビでは1月5日(日)24時45分より佐賀県勢の1回戦の様子を放送!
男子:佐賀学園VS駿台学園(東京)
女子:鳥栖商業VS郡山女子大付属(福島)

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