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2019.06.03

屋内でも注意!熱中症一歩手前の対処法

本格的な夏を前に、熱中症対策について学びます。

これからのお天気は??

  • 7月は梅雨明けが遅れる予想
  • 8月は曇りや雨が多い見込み

日差しは少なくても平年並みの気温なので熱中症対策は必要です!!

屋内でも危険?数字で見る熱中症

2018年は、猛暑日が長期間続き、熱中症で亡くなった方は例年より多く、6月が35人、7月が1,032人、8月402人と1,518人が亡くなっています。特に、7月は過去10年でも異例の多さでした。
2018年、「熱中症疑い」がある救急搬送者数は882人。そのうち屋内が393人と、屋内にいても熱中症になってしまうのです。

屋内で搬送された393人のうち60歳以上の搬送者数は218人。全体の7割となっています。
高齢の方ほど、暑さを感じにくく、体温調節がうまくできない。また、エアコンを使わない人も多いからだそうです。また、男女差がないのも特徴です。

屋内での対処法

  • エアコンの室温を下げて涼しい服装
  • 室温は28度以下に
  • 室内に温度計などを置き、温度をチェック
  • 室内でも水分補給を!

熱中症の初期症状

  • めまいや立ちくらみ
  • 筋肉痛
  • 汗がとまらない

など、熱中症じゃなくても起こる症状なので、注意が必要です。

処置の基本は「水分補給」と「冷却」です!

熱中症の初期症状を感じたら、水分と塩分を摂りましょう。

  • 経口補水液やスポーツドリンク
  • 水の場合は、塩分を含む食品も一緒に
  • アルコール飲料は利尿作用が強いためNG
  • お茶は麦茶などのノンフェインのものがベター。

涼しいところで直接体を冷やしましょう。

  • 水に濡らしたタオルを体に当てる
  • 体にタオルを当てながら扇風機などで冷やす

効果的な冷やしポイントは…

  • 足の付け根

この3か所には太い血管が通っているため、効率的に冷すことができます。


初期症状は気づきにくいことがあります。少しでもおかしいな…と思ったら、すぐに医療機関を受診しましょう。
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