佐々木建築で大工として働く、櫻井祐一さん。入社して9年目の現在、現場の統括リーダー「棟梁」として活躍しています。

櫻井さんは、中学高校の数学の教員免許を持っていて、以前は教師を目指し2年間塾講師として働いていたそうです。

大工さんが使っている道具を見せてもらいました。使う道具の種類は、数えきれないほどたくさん。「のみ」だけでも10種類以上あります。

丸のこぎりなどを使用する時は、分度器のように見える定規で角度を測りながら切っていきます。

櫻井さんのパワーの源は「愛妻弁当」!集中して仕事をしている分、奥様が作ったお弁当を食べる時間が、唯一の息抜きです。

ちなみに、好きなおかずは「唐揚げ」だそうです。

大工の技の一つ、「かんながけ」を披露してもらいました。

これぞ熟練の技!かんなくずの厚さが均等です!「かんながけ」が出来るようになるまでは、3～4年ほどかかるそうです。

櫻井さんは今年、自ら設計を行いマイホームを建てました。

「木のぬくもり溢れる家」をテーマに天井を高く設計。あえて木の柱を見せて開放感のある家にしたそうです。

櫻井さんの大工としてのこだわりは「お客様に寄り添う」事。お客様の夢を叶えて喜んでもらえるよう、何でもできる大工になりたいとおっしゃっていました。