1. TOP
  2. 記事一覧
  3. ライフ
  4. 太りにくい体作りへ!「冬の運動不足を解消しよう!」

ライフ

life

2023.12.20

太りにくい体作りへ!「冬の運動不足を解消しよう!」

寒くてついつい「動きたくない…」と、暖かいお部屋でまったりだらだら過ごしていませんか?そんな時に陥りやすいのが、運動不足です。

今回のテーマは「冬の運動不足を解消しよう!」

寒いからと言って運動をしないで良いということではありません。
ということで今回は冬の運動について、詳しく聞いてきました!

やってきたのは百武整形外科病院
サガン鳥栖のチーフドクターも務める、整形外科医 西古亨太先生にお話を伺います。

冬に運動をするメリットは?

冬は夏に比べ熱中症の心配が少ないのがメリットです。
また、太りやすいイメージがある冬ですが、実は運動を習慣化すると太りにくい体作りにつながるそうです。
1日の消費エネルギー

人が1日のうちで消費するエネルギーの中には、基礎代謝によるものと、身体を動かすことによって消費するエネルギーと、食事の消化するためのエネルギーと大きく3つに分けられます。

基礎代謝

体温維持・呼吸など 人が生きていくために最低限必要なエネルギー

冬は寒い

体温を維持するため、基礎代謝が上がりやすい→エネルギーの消費量が増える

運動すると筋力量が増えるので、筋力を増やせば基礎代謝も上がります。
冬に運動を習慣化すると

冬の高い基礎代謝+運動によるエネルギー消費
→全体のエネルギー消費量が増え、太りにくい体に

身体をあっためるような「ストレッチ」や、有酸素運動の「ウォーキング」など、簡単な運動から始めましょう!

ストレッチ・エクササイズをレクチャー!

ここからは、トレーナーの嶋本さんに

お家でも簡単に体を動かせるうえ、ウォーキングの準備運動にもおすすめのストレッチやエクササイズを教えていただきます!


まずは骨盤を動かす運動
立った状態で腰に手を当て、骨盤を回します。(一方向10回程度)
反対も同様に回します。

POINT
・大きく回す、股関節の付け根を動かすイメージ!

腰回りの筋肉や股関節がほぐれます。
お風呂上りや寝る前などに体が温まった後などに良いです。


続いては、足首やふくらはぎを伸ばすストレッチ

片足を前に出し、後ろの足を延ばした状態で上下に軽くバウンド。15秒ほど経ったら一度緩める。→これを片足10回ずつ行います。

POINT
・かかとは床につけた状態・腰は反らないように!
「ふくらはぎがつる」ことを予防する効果も期待できる。

お風呂上りや寝る前にゆっくりやると良いそうです。

ウォーキング前に行う場合、1回5秒ずつなど、短めに行いましょう。

最後はおしりのエクササイズ!

片足を少し前に出し、その足に体重をのせます。

一度しゃがんで、ぐっと伸ばします(片方10回程度)

POINT
・体重をのせた足側のお尻に力を入れる
・くるぶし、膝、股関節、肩、耳が一直線になるように

お尻の筋肉が引き締まるので、ヒップアップも期待できます。

力の入れ方など、歩くフォームの改善につながります。

この動きが少し難しい!という方は、このように椅子を使って行うと良いそうです!

ちょっと体を動かしてみようかなというときやウォーキング前の準備運動などにぜひ取り入れてみてください♪


冬の運動の注意点
  • 水分補給を忘れない
    空気の乾燥に伴い体内の水分量が減りがちなので、汗をかきにくいからと言って水分は忘れずに摂ってください。
  • 気温差に気を付ける
    暖房の有無などにより気温差が激しいため、温度差が原因で急激な血圧の変動を引き起こすヒートショックにも注意しましょう。服装などで調節するのをオススメします。
  • ストレッチをしっかり行う
    寒い中の運動は筋肉が硬くなりやすいので、しっかりストレッチをしてゆっくり動くことも大切です。
【2023年12月18日 かちかちPress みんなで ヘルシーライフより】

関連記事

RECOMMEND