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アイディア豊かなパンを製造！みやき町「ボローニャマックス株式会社」
みやき町にあるパン工場「ボローニャマックス株式会社」
工場の外までいい香りがします。
こちらの工場では「デニッシュ食パン」などを製造しています。
生地にマーガリンとバターを練り込んで、層にしていくパンです。
「デニッシュ食パン」の工場見学へ！
独自配合の専用粉に卵などを合わせて生地をこねる
完成した生地を分割して伸ばす
伸ばした生地に特製のシート状マーガリンを折り込む
こちらが折り込むシート状のマーガリンです。
特製マーガリンを折り込んだ生地を更に伸ばす
厚みを変えながら薄く伸ばしていきます。
ここまで薄く伸ばしたら、三つ折りします。
伸ばす→三つ折りを繰り返してマーガリンと生地を81層に
81層にすることで、マーガリンと生地が折り重なっていき、食感と味わいに特徴がでます。
二つ折りまでは機械でできますが、三つ折りは手作業でする必要があります。
81層に織り上げた生地を編み上げて成型
綺麗な三つ編みです！
細かい「81層」が断面に出ています。
三つ編みにする理由は、型に入れた時に均等に発酵させて食感・形をよくするためです。
型入れ後、発酵させて焼成へ
焼きあがりました！
ものすごく美しいです。
よく見ると成型時の三つ編みがパンの表面に出ています。
焼きあがると、外側に織り込んだ油脂が出てきて、外側がカリッとした食感で、内側がしっとりとした食感になります。
粗熱がとれたらコークスを1本ずつ丁寧に取り除く
焼きあがったあとに、小さな焦げなどを1本1本、専用のブラシで手作業で払っていきます。
ボローニャパン完成です。
おすすめは食べる前にトースター等でリベイクすることです。層になったマーガリンの力でフワッとなり、"サクフワ食感"を楽しめます。
試食させていただきました。
サックサクでおいしいです。普通のトーストと違い、何もつけずに食べても十分おいしいパンです。
長期保存可能な「缶入りパン」も製造しています。
2004年の新潟県中越地震を機に開発されました。
2004年の新潟県中越地震を機に開発されました。
備蓄deボローニャ
賞味期限 : 製造から5年6か月
被災地などでも、手が汚れていても食べられる工夫がされています。
製造工程
パン生地をカップに入れて焼き上げます。
缶にパンをカップごと、逆さまに入れます。
逆さまに入れていることで、蓋を開けて逆さまにすると手に触れるのはカップなので衛生的に取り出せます。
カップは簡単に破れて食べやすいです。
工夫や遊び心を込めたパンが他にもたくさんあります。
バレンタインデー81デニッシュ
"ハートを込める"という意味を込めたデニッシュパンです。
※季節限定
ナイスバーディー
グリーン部分はビスケット生地です。
社長さんの取引先のゴルフ場支配人の依頼により誕生しました。
ゴルフボールはチョコでできています。
おいしく・楽しく、時には困った時に役立つなど様々なパンを製造しているとても明るい工場でした。
【2023年11月16日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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