佐賀市西与賀町の「丸きんまんじゅう」

1950年「マルキン屋の餅饅頭」として和菓子製造を開始しました。

直営店 甘陣屋（佐賀市西与賀町）

丸きんまんじゅうの直営店のお店

元祖丸きんまんじゅう（白あん・黒あん）

70年以上お菓子作り一筋ということで、始まりは自家製こげ蜜を使った「丸きんまんじゅう」

つやっとした表面。黒あんをいただいてみると、生地がとっても柔らかく、あんこもなめらかでちょうどよい甘さ加減です。

和菓子・洋菓子どちらも製造！

店長 生島さん「当初は和菓子の製造を行っていましたが、その後、製造の幅を広げ、今では和菓子と洋菓子の両方を作っています」

店長　生島さん「甘陣屋で販売しているオリジナル商品だけでなく、今では全国各地の企業様からオーダーを受けた製品を中心に製造しています」

強みは「様々なオーダーに対応可能！」

種類豊富な機械で対応！

丸きんまんじゅうが製造する製品は年間およそ300種類！

上用粉・餅粉・砂糖などを練りながら蒸す

こちらの機械で練り上げて蒸して、餅生地を作っています。

生地は、赤、白、緑の3種類の生地を作っています。

餡を生地で包む（包餡）

事前につくったあんこを包餡していきます。

色に分かれて1個ずつ作られています。

それぞれで包んだものが合流していきます。

集合したお団子はこちらのレーンへ！
型に並べて自動串刺し機へ進みます。

串を刺す

一気に一発でどんどん刺していきます

蒸す

蒸すことでツヤが出る

蒸しあがったお団子は、ツヤとふっくら感があり美味しそうなお団子です。

だんごを冷やし 包装

このラインでは12人で1日 1万4400本製造！

生地の材料を混ぜ 型に流す

まずは、スポンジの材料をミキサーで混ぜ、長方形の型へ！

生地を焼く

こちらの大きなオーブンはリールオーブンといい、生地を回しながら熱を加えることができます。

回ることで焼き加減が均一になります。焼きムラがないようにしているそうです。

生地の中の蒸気を抜く

焼き上がりの生地をオーブンから出す時、生地が入った型を台に叩きつけるようにしてショックを与えます。

ショックを与えなかった場合、生地の中に蒸気が残ってしまい、生地が縮んでしまいます。

生地を2分の1にカット

生地に生クリームを塗る

ホイップした生クリームを生地にのせ、手作業でクリームをのばします。

生地を巻く

ロールケーキを手作業で巻いています。1日1人で1600本巻いているんです！

ロールケーキをまくのは、15年の経験があるベテラン従業員の方

コツは、芯の部分を小さめに巻くこと。
芯を小さめに巻かないと中に空洞ができてしまいます。

最初は丁寧、そのあとはスピード勝負！

ロールの端にクリームを足す

巻き終えたロールの両端にクリームが入っていない状態のため、その部分にクリームを継ぎ足しています。

モンブランクリームを絞る

事前に作っておいたモンブランクリームを絞っていきます。

粉糖をかけ 3等分にカット

クリームを絞ったケーキは粉糖をかけて3等分にカット！

梱包

その後、梱包されていきます。

冷凍倉庫

丸きんまんじゅうにとって、最も重要な冷凍倉庫。
モンブランケーキ、三色だんごなど製造したほとんどのお菓子を冷凍しています。

品質を保つため -40℃に！

三色だんごのようなお餅は冷やしたら固くなるため、固くならないような生地の配合にこだわっています。

こうして様々なこだわりによって製造されたお菓子たちは、全国各地に旅立っていきます。

生産部長 福田さん「長年築いてきた独自の製造技術を元に、懐かしい美味しさを常に忘れず、さらに新しい美味しさを追求していき全国のお客様に『おいしさという喜び』を広げていきたいと思います」

三色だんご（1本）118円

やわらかく、もちもちとしてなめらかで美味しいです。

モンブランロールケーキ 540円

美味しいです！

抹茶クッキーシュー 140円

シューがザックザクで香ばしいです。
抹茶を贅沢に使用し、旨味苦み渋みのバランスがとれた味です。

丸きんまんじゅう直営店 甘陣屋

佐賀市西与賀町高太郎253-1

• 営業時間　10：00～18:00
• 定休日　1月1日・2日
• TEL　0952-23-3003