みやき町にある「西念寺」
ここのお寺に「見ざる・聞かざる・言わざる」の3猿のほかにもう一匹の猿がいるそうで、検証してみました。

この辺に隠れているとのことで、探してみました。

まず、耳に手を置いた「聞かざる」を見つけました。

次に、目に手を置いた「見ざる」を見つけました。

そして門の裏側へ行くと、口に手を置いた「言わざる」がいました。

最後に4匹目の猿を見つけました。しかしこれは何猿なのでしょうか？
ひょうきんな雰囲気で、手が折れているように見えます。

この猿の正体は？

西念寺の住職さんにお話を伺いました。

見ざる・言わざる・聞かざる それぞれに戒めとして掘られているそうです。

住職さんがいろいろ調べたところ、中国の方では4匹目のサル「四猿」がいるそうです。中国では4匹目のサルは性器を押さえている表現が多いそうです。
 もしそうであったなら"腕は切り落とされた"のではと捉えられているんだそうです。

この建物は250年前に建てられたもので、建立当時は腕がありましたが、どんな形をしていたかは分かりません。実は何猿かもハッキリしていません。

今は想像でしかないため、周囲の方にはこの猿を見て"自分の戒めに"。と伝えているそうです。
例えば、お酒を飲みすぎた場合はきっと大杯を持っていただろうと。

何を持っていたか想像すると、自分が治したいものに繋がるのではないかと、自分の戒めにして欲しいということです。
何猿かは各人の想像にお任せです。

検証結果

何猿かは見た人の心次第です！