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2022.12.10

あの日へ時間旅行 "休業続く"冬の味覚 高級食材「タイラギ漁」【1975年・2011年】

あの日へ時間旅行

サガテレビに残るアーカイブ映像から、当時の佐賀の様子をご紹介いたします。
テーマは「失われつつある風物詩」
時代が進むにつれて"なくなっていくもの"というものはありますが、今回は"失われつつある"ということですが『タイラギ』はみなさんご存じですか?ニュースでも報道されている、2012年の冬から休業が続いている、有明海の冬の味覚とされている二枚貝です。
漁が行われていた当時は船がずらっと並んでいたそうです。そんな当時の様子を懐かしんでいきます。

冬の朝 漁船 潜水 二枚貝
タイラギ漁
1975年 有明海
タイラギは大型の二枚貝で貝柱が高級食材として流通する。
1650年前後をピークに漁獲量は年間5千トンを超える年も。

タイラギ漁 解禁

2011年(太良町沖)
2012年の冬から休業が続いているため最新の様子が2011年です。

タイラギ漁は潜水器を装着して海底まで潜り、とったタイラギを網に入れ船上に引き上げる。
タイラギ漁は1970年代から徐々に漁獲量が減少。
2000年以降は休業と操業を繰り返した。
海の環境の変化は漁業にはとても深刻な問題です。漁ができず収入が無ければ"後継者不足"にも発展します。
"失われつつある"と表現しましたが、現在色々な対策が取り組まれているところです。状況の改善に期待したいところです。
【2022年12月8日放送 かちかちPress あの日へ時間旅行より】

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