今回は武雄市の鉄工所「株式会社オーテック」にお邪魔しました。

鉄工所の主な作業は３つ

• 鉄を切る
• 鉄を曲げる
• 鉄をつなぐ

①鉄を切る

この鉄板を切っていきます。

スパン！と美しい切れ味で切ることができました。

➁鉄を曲げる

この鉄の固さを感じるほどの太いパイプを90度に曲げていきます。

③鉄をつなぐ（溶接）

溶接温度は約1500度以上。ものすごく熱い中作業されています。

職人の技術と勘が重要な仕事なんです。

オーテックではこんなものを手掛けています

オーテックでは、主に船の部品・橋桁の部品製作を手掛けています。

溶接されていたこちらの大きな箱は、船のオイルタンクを作られていました。

2つの鉄板をTの字のように溶接すると…

鉄板の表面が膨らんでしまうんだそうです。これを「歪」といい、鉄が縮んで隆起したものになります。

歪とり

隆起した部分に熱を加えていきます。熱した部分を水で冷やすと平らになります。

ポコッと出ているのがなくなっています！これが職人の技術！

元々は「鍛冶屋」さん

創業時のオーテックは「鍛冶屋」さんでした。社長の大渡さんは「父の想い、祖父の想いを汲み取って後々頑張っていこうかと思います」と仰っていました。