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2022.06.27

夏の風物詩"棒ジュース"ができるまで「光武製菓株式会社」に潜入

あの棒ジュースを作っている「光武製菓株式会社」

武雄市にある「光武製菓株式会社」

今回は、幼き頃に誰もがかじったであろう、あの夏の風物詩!!「棒ジュース」が作られる様子をご紹介します!

こちらでは棒ジュースの他に、年間通して作っているものがあります。それが甘納豆!しっとり上品な甘さとモチモチした食感にこだわりながら、1日に2.5トンの甘納豆を製造しています。

県内唯一!九州でも4社のみ

しかし、今回は期間限定で作られる棒ジュースに注目。県内で棒ジュースを製造するのは光武製菓のみ!九州にも4社しかないとのこと。
製造部長の松尾さんと共に、工場ウォーキングしてきました!

ジュースを作る

シロップ・果汁等の原料を調合

ここでは、1つの釜に1回「糖度」を測ります。
糖度によって味の良しあしが決まるんです。

棒ジュースの糖度

光武製菓の棒ジュースのリンゴ味は糖度13度!甘いミカンと同じくらいです。

糖度13度だと凍らせた時にガリガリにならず、なめらかな食感になります。

糖度は凍らせた時の食感にも影響します。
商品によって変わりますが、最も糖度が高い商品でも16度なんだそうです。
容器を真空にして注ぐ

おなじみのこの「容器」にジュースを入れる直前、容器を一度真空にして、ジュースがこぼれないように注ぎ込みます。

注入口を圧着して閉じる

ほとんどこぼれず充填されていき、ジュースを充填した後は、注入口を「圧着」して、閉じます。

80℃で熱して滅菌

その後、80℃のお湯で熱して滅菌します。アツアツの棒ジュースができました。

一気に冷却する

熱した後すぐに冷やすのは雑菌の増殖を防ぐため

一般的に「雑菌」は温度20℃から50℃で増殖しやすいと言われています。その温度帯をさけるために一気に冷やしているんです。

冷却の工程が終わった棒ジュースは、「袋詰め」するために、機械にセットされます。

袋に詰める(1袋10本)

10本ずつ分けられて、あっという間に袋詰めされます。

15袋ずつ箱に詰める

袋詰めされた棒ジュースを箱詰めします。一箱に15袋入っています。

このような工程で、1日の製造本数30万本!2000箱もの棒ジュースが作られています。
自動搬送システムの立体倉庫に貯蔵

箱詰めされた棒ジュースは、自動搬送システムを導入した、20mの高さがある立体倉庫に貯蔵され搬出されていきます。

昭和54年から始まった棒ジュースの生産

40年以上、ずっと変わらず高品質な「夏の風物詩」を届け続ける光武製菓なのでした。

カチカチに凍らせた棒ジュースを試食!

ソルティ すいか&ライチ

1袋10本、1箱で150本入っています。

ひとつまみ塩が入っており熱中症対策に万全!

スイカ・ライチの爽やかさにスッキリとした塩味の雰囲気があります。

【2022年6月23日放送 かちかちPress 工場walkerより】
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