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2022.04.25

唐津市に「黄金の茶室」がよみがえる!

黄金の茶室は、ご存じの通り、豊臣秀吉が作った豪華絢爛な茶室。しかし皆さん、なぜ唐津に“よみがえる”か、わかりますか?どうして唐津に復元されたのでしょうか?そこには、佐賀の歴史がありました!
佐賀県立 名護屋城博物館

唐津市鎮西町にある、佐賀県立名護屋城博物館

豊臣秀吉とは…

1585年 関白の座に就く 
1590年 天下統一
1592年 名護屋城を築城し着陣

当時の名護屋

今からさかのぼること、約430年。朝鮮出兵に向けて、肥前・名護屋に、日本各地の「超有名」戦国武将たちが集められ

城下町には商人が店を連ね、人口20万人を超える巨大都市がわずか7年だけ出現しました。

黄金の茶室は何回使用された?

黄金の茶室の使用の記録は9回。うち4回が名護屋なんです。

 

いざ 黄金の茶室へ…!


黄金の茶室

この黄金の茶室は、茶席に招かれた博多の商人・神屋宗湛が、事細かに残した記録をもとに、再現されています。

広さは3畳
茶道具に至るまで全て金で彩られ

畳は深い紅色(べにいろ)の「毛織物」

障子は赤い「絹織物」だったと言われています。

黄金の茶室は組み立て式!

「黄金の茶室」構造

75部材による組み立て式の茶室。
解体して名護屋城へと持ち込まれた。
いろんな大名や、外国人のおもてなしに使われました。

金箔は、1万6500枚!

今、名護屋城博物館には、わびさびを表現した「草庵茶室」を展示しています。

草庵茶室

自然の風情を取り入れた簡素な茶室


黄金の茶室は名護屋城博物館にて観覧無料

茶室の中でお茶をいただく体験プログラムも、今後企画しているそうです。
詳しくは名護屋城博物館のホームページ確認を!

名護屋城博物館(観覧無料)
開館 9:00~17:00【月曜休館】

国内に数カ所しか復元されていない貴重な展示なので、ぜひ一度見られてはいかがでしょうか。

【2022年4月21日放送 かちかちPress サガらぼより】
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