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2021.09.27

赤ちゃんのはじめてのアート「ベイビーペイント」に込められた大学生の思い

赤ちゃんが初めて挑戦するアートとして佐賀市内で「ベイビーペイント」のワークショップを開催する大学生の白石琴美さん。なぜワークショップを始めたのか、ベイビーペイントがどんな内容なのか、お話を伺います。


佐賀市水ケ江にあるNPO法人ポコアボッコの拠点施設のポコハウス。室内では、佐賀大学 芸術地域デザイン学部2年の白石琴美さんワークショップの準備をしていました。

白石さんが開いているのは「ベイビーペイント」のワークショップ。ベイビーペイントとは、ペンを持てない小さい赤ちゃんでも手や足を使って自由に絵をかくことができるアートの事です。
夏休み中、ポコアボッコでインターン研修を受けていた白石さん。「コロナ禍に生まれた赤ちゃんは、思い出がないまま過ごしているかもしれない。」と考え「形に残る思い出を作ることで、後で見返したときにコロナ禍でも楽しい思い出ができたと思えるように」と、ベイビーペイントのワークショップを企画したそうです。
コロナ禍のため、ワークショップは少人数制で行っています。 撮影当日は3組の親子が参加していました。

ベイビーペイントが始まりました!まずは好きな絵の具の色を決めていきます。
次に、キャンバスの好きなところに自由に絵の具を配置していきます。
絵の具を配置したら、ビニール袋に入れて手や足を使って広げていきます。
絵具を乾かしたら完成!ベイビーペイントは、手や足を汚さずに作品を作ることができます。
子供たちも興味深そうに絵の具をタッチしていました。
参加した親御さんたちも「普段している動作の延長線上で素敵な作品ができた」、「普段家ではやらないことなのでいい機会だった」と楽しそうでした。
白石さんはワークショップの終わりに「同じものが二度と作れない、世界に一つだけのオリジナル作品になっているので、ぜひ大事に飾ってください」と挨拶していました。
ベイビーペイントの材料は絵具・キャンバス・ビニール袋だけ!おうち時間でも楽しく遊べます。
白石さんのワークショップは2021年9月限定。ワークショップ開催当初は不安もあったそうですが、「子どもたちや親御さんの喜ぶ顔が見れて、開催して良かった」と話します。また、今後について白石さんは「今は中々人が集まれないけれど、学生と赤ちゃんが一緒になって音楽や芸術、運動などを経験できるイベントを考えていきたい」と話してくれました。
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