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2021.05.04

全国的にも超レア!「エビフライ自動販売機」の謎

2021年4月初旬、上峰町に全国的にも珍しい「エビフライ」が買える自動販売機が登場しました。今回は、自動販売機が設置された理由など、その詳細を調査します。

上峰町の田んぼに囲まれた集落の一角にある、エビフライ専門店「EBI研究所」。 どーんとそびえる 「エビフライあります!」の看板が目印で、2020年は29万本売り上げたという超人気店です。
自動販売機は4月初旬に登場。「神えびフライ」や「えび姫」、「海老の神開き」などたくさんの種類のエビフライが販売されています。

橋爪アナが気になっているという「神えびフライ」を実際に購入してみることに。
販売しているのは揚げる前の冷凍エビフライ。パッケージには「選んでいただきありがとうございます。」というお礼の言葉が書かれています。

実は、自動販売機で購入した方が100円~200円ほどお得なんです。

なぜ、エビフライの自動販売機を設置したのか、EBI研究所の江口さんにお話を伺ったところ、「作業効率を考えた」とのこと。
エビフライの製造には手袋が必須。しかし、接客するときには手袋を外し、終わったら手袋をし直すという行為に手間がかかることも原因の一部となり、生産が追い付かなくなったのだとか。コロナ禍による密と対面販売を回避するためにも、自動販売機を置いて接客の時間を減らし、その時間を生産に充てているそうです。

「自動販売機を設置して良かった」と語る江口さん。従業員の方も皆さん「良かった」と仰っているそうです。
コロナ禍による巣ごもり需要や、24時間購入ができることもあり、自動販売機もあっという間に人気になりました。


橋爪アナが気になって購入した「神エビフライ」を店内で特別に試食させて頂きました♪
衣率20%以下と極限まで薄くした超薄衣なのでえびの身が透けて見えます。形・大きさ・質がいいものだけを選別したベトナム産ブラックタイガーを使用。サクッとした食感の後にえびのプリっとした食感!とても食べ応えのある、まさに神!なエビフライです。


EBI研究所
電話番号:0952-48-0343
定休日:日曜・月曜

※基本的にテイクアウトのみ
※店頭販売では揚げたエビフライの販売OK(但し、平日の予約のみ)

自動販売機業界が今、忙しい!

コロナ禍の今、自動販売機を使っての展開はかなり増えているようで、久留米市の自販機をプロデュースする会社「Jihan(じはん)」に 聞いたところ、コロナ前と比べて忙しさは20倍以上、「こんな自販機設置できないか?」といった相談件数は 10~20倍なんだそうです。「Jihan」は全国展開している会社なので、カットフルーツやお弁当の自動販売機などを実際にプロデュースされたそうです。

佐賀県内でも自動販売機で商品を売っているお店がもう1つありました。
佐賀市の人気洋菓子店「おやつやみみ」では3月にスイーツの自動販売機を設置。 プリンやクッキーなどを販売したところ、超人気に!
インスタグラムで「自販機にプリンを入れた」と投稿したところ、 10~15分でお客さんが増え30分ほどで完売になったそうです。
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