2024/01/29 (月) 18:40

佐賀空港への自衛隊のオスプレイ配備をめぐり、県は29日、佐賀市やJA、県有明海漁協の3者と空港施設を増設するための事前協議を始めました。

事前協議は、空港施設の増設や運用を変更する場合に佐賀空港の建設時に結ばれた公害防止協定の当事者が行うものです。
今回、オスプレイ駐屯地と空港の滑走路を結ぶ誘導路の工事に入るにあたり、県は協定当事者の佐賀市やJA、県有明海漁協の3者に工事計画などをまとめた文書を手渡したということです。

オスプレイの駐屯地をめぐる事前協議は今回が初めてです。
3者からの了承が得られれば、2月中旬からフェンスや仮設水路の設置など、空港エリアでの工事が始まることになります。
今後、県は防衛省からオスプレイの運用計画が示されれば、再び事前協議を行う方針です。