2023/04/11 (火) 18:40

佐賀空港への自衛隊オスプレイ配備計画をめぐり、佐賀市が11日、九州防衛局に対し、駐屯地に関する工事などで可能な限り市内企業が受注できるよう要望したことが分かりました。

佐賀市の坂井市長は11日付けで九州防衛局長宛てに要望書を送ったということです。
要望書では市内の中小企業の受注機会の拡大を目的に、「今後整備される駐屯地に関する工事や物品購入などの発注は、市内企業への受注機会が拡大されるように」などとしています。
また、事業の入札についても地域の特性に精通した市内企業が受注できるよう地域評価型の「総合評価落札方式」で実施してほしいとしています。

防衛省は今年度、佐賀空港へのオスプレイ配備にかかる駐屯地新設の費用として約1068億円を計上しています。