2022/11/02 (水) 18:12

佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、1日県有明海漁協が自衛隊との空港共用を否定した協定の見直しに応じたことを受け、県の関係者らが同じく協定を結んでいる佐賀市に報告しました。

2日は県の幹部が佐賀市の坂井市長を訪ね、1日、県有明海漁協が自衛隊との空港共用を否定した協定の見直しに応じたことを報告しました。
空港が立地する佐賀市も県と協定を結んでいて、県の担当者らは、漁協との協議の中で出た排水対策といった懸念事項について、防衛省が提示した対応策など、協定が見直されるまでの経緯を説明。
一方、坂井市長は、県や防衛省による住民説明会など、市民に寄り添った対応を求めたということです。

【佐賀市坂井市長】
「漁協が見直しという判断をしたことについては、大変重いものだと受け止めている。住民の方から懸念の声など出ていると承知しているので、佐賀県の方に市民の皆さんに寄り添った対応をと伝えた」

県は県農業協同組合や福岡県の柳川市とも協定を結んでいて、それぞれに説明をするとしています。