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”夜中に食べたい…背徳感”が行列に? 夜だけ営業の「あんこスイーツ専門店」営む50歳の男性【佐賀県】
2022/10/03 (月) 18:50

月曜日は佐賀で奮闘する人を紹介する佐賀人十色。今回は、佐賀市で“あんこスイーツ”の専門店を営む男性です。
【岡垣貴憲さん】
「手間をかけた分、おいしいエキスが入っているような気がして、手を抜かずにずっとやり続けてますね」
佐賀市内にひっそりと佇む「よなよなあん工房」。あんこスイーツの専門店です。
他の店と違うのは、夜中しか開かないこと。営業日や開店時刻も決まっていません。
そんな一風変わった店を営んでいるのは岡垣貴憲さん50歳。6年前に、店をオープンしました。
営業は、基本的に午後11時以降から。30分ほど前にSNSで告知をすると、店の前にはすぐに行列ができます。
【お客さん】
「きょうはツイッターを見て。いつもだいたい30分くらいにはもう何人か並ばれてる感じで」
この日も、開店と同時に満席。注文から会計まで、全て一人で行います。
【お客さん男性】
「おいしいです」
【お客さん女性】
「たまにチェックして開くかなみたいな、できょうたまたま見つけて」
リピーターも多い人気店ですが、実は岡垣さん、この店が本業ではありません。
昼間は薬局を経営する会社で働き、企画や広報を担当。チラシなどのデザインをしています。
【岡垣貴憲さん】
「店舗の外観ですね、こういったロゴの配置だったり看板の配置だったり、こういうものも作りました」
「何でもやりたがりだ」と話す岡垣さん。これまで様々な仕事をしてきました。
【岡垣貴憲さん】
「私は新卒で印刷会社に入って、そこで企画の仕事、デザインの仕事、マーケティングや流通の仕事もさせてもらった」
他にも健康食品メーカーや食品の製造販売会社で、商品開発やパッケージのデザインなども学んだと言います。
【岡垣貴憲さん】
「回り道はしたかもしれないけれど、でも一つ一つは積み重ねていってる感じはあった」
そして、現在の会社に入るタイミングで始めたのがこの「よなよなあん工房」です。
【岡垣貴憲さん】
Qあんこ店やると思ってた?
「いやいや全然思ってないですね、人生こんなことあるんだなって逆に。今思うと本当にあの時受けたということで人生が楽しくなっているし、いい選択をしたなというか」
元々この場所にあった飲食店が移転する際、店主と仲が良かった縁で建物を譲り受けた岡垣さん。ここで何かやってみないかと言われ、当時毎日のように食べていたあんこの店を開くことにしました。
【岡垣貴憲さん】
「ちょっと作ってみたらまあまあおいしかったので、それでこんなんでいいかなと思って始めたのがあんこ屋、そんな感じです」
ささいなきっかけで始めたあんこ作りでしたが、客の評判は想像以上。今は日中働いた後、夜にあんこを作るというハードな生活で、寝る時間はほとんどありません。
店の一番人気はぜんざい。北海道産の小豆を使い、半日かけて、豆をできるだけつぶさないように丁寧に作ったあんこ。甘さ控えめで、小豆の風味が最大限引き出されています。
【岡垣貴憲さん】
「よそのあんこと比べたらうちの味は違うなと思う。気に入ってもらえているのはうれしいなと思いながら作っています」
客の喜ぶ顔を見るため、きょうも岡垣さんはよなよな鍋の前に立ち続けます。
【岡垣貴憲さん】
「夜中ちょっと甘いもの食べたいなというニーズに応えられるような、背徳感が楽しんでもらえるような、そういったお店を続けていけたらと思っている」
【岡垣貴憲さん】
「手間をかけた分、おいしいエキスが入っているような気がして、手を抜かずにずっとやり続けてますね」
佐賀市内にひっそりと佇む「よなよなあん工房」。あんこスイーツの専門店です。
他の店と違うのは、夜中しか開かないこと。営業日や開店時刻も決まっていません。
そんな一風変わった店を営んでいるのは岡垣貴憲さん50歳。6年前に、店をオープンしました。
営業は、基本的に午後11時以降から。30分ほど前にSNSで告知をすると、店の前にはすぐに行列ができます。
【お客さん】
「きょうはツイッターを見て。いつもだいたい30分くらいにはもう何人か並ばれてる感じで」
この日も、開店と同時に満席。注文から会計まで、全て一人で行います。
【お客さん男性】
「おいしいです」
【お客さん女性】
「たまにチェックして開くかなみたいな、できょうたまたま見つけて」
リピーターも多い人気店ですが、実は岡垣さん、この店が本業ではありません。
昼間は薬局を経営する会社で働き、企画や広報を担当。チラシなどのデザインをしています。
【岡垣貴憲さん】
「店舗の外観ですね、こういったロゴの配置だったり看板の配置だったり、こういうものも作りました」
「何でもやりたがりだ」と話す岡垣さん。これまで様々な仕事をしてきました。
【岡垣貴憲さん】
「私は新卒で印刷会社に入って、そこで企画の仕事、デザインの仕事、マーケティングや流通の仕事もさせてもらった」
他にも健康食品メーカーや食品の製造販売会社で、商品開発やパッケージのデザインなども学んだと言います。
【岡垣貴憲さん】
「回り道はしたかもしれないけれど、でも一つ一つは積み重ねていってる感じはあった」
そして、現在の会社に入るタイミングで始めたのがこの「よなよなあん工房」です。
【岡垣貴憲さん】
Qあんこ店やると思ってた?
「いやいや全然思ってないですね、人生こんなことあるんだなって逆に。今思うと本当にあの時受けたということで人生が楽しくなっているし、いい選択をしたなというか」
元々この場所にあった飲食店が移転する際、店主と仲が良かった縁で建物を譲り受けた岡垣さん。ここで何かやってみないかと言われ、当時毎日のように食べていたあんこの店を開くことにしました。
【岡垣貴憲さん】
「ちょっと作ってみたらまあまあおいしかったので、それでこんなんでいいかなと思って始めたのがあんこ屋、そんな感じです」
ささいなきっかけで始めたあんこ作りでしたが、客の評判は想像以上。今は日中働いた後、夜にあんこを作るというハードな生活で、寝る時間はほとんどありません。
店の一番人気はぜんざい。北海道産の小豆を使い、半日かけて、豆をできるだけつぶさないように丁寧に作ったあんこ。甘さ控えめで、小豆の風味が最大限引き出されています。
【岡垣貴憲さん】
「よそのあんこと比べたらうちの味は違うなと思う。気に入ってもらえているのはうれしいなと思いながら作っています」
客の喜ぶ顔を見るため、きょうも岡垣さんはよなよな鍋の前に立ち続けます。
【岡垣貴憲さん】
「夜中ちょっと甘いもの食べたいなというニーズに応えられるような、背徳感が楽しんでもらえるような、そういったお店を続けていけたらと思っている」
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