2022/08/23 (火) 11:40

佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐる公害防止協定の見直しに向け、協定締結時の当事者である、県有明海漁協6支所の組合員を対象にした防衛省の説明会が、あさって25日から始まることが分かりました。

オスプレイ配備計画をめぐっては、空港を自衛隊と共用しないとする公害防止協定の見直しに向けた議論がヤマ場を迎えています。
漁協は見直す条件として、駐屯地からの排水対策など3項目を挙げていて、協定締結時の当事者である6支所の組合員に対し、3つの条件への回答を説明するよう防衛省に求めていました。
関係者によりますと、現在調整中の支所もありますが、防衛省はあさって25日、早津江支所から順次説明会を開き、最終日は9月1日南川副支所を予定しているということです。

ノリ漁業者の最大の懸念事項とされている排水対策について、主に説明するとみられ、漁協はその後9月上旬にも再度検討委員会を開き、見直しの可否について結論を出す方針です。