2020/10/06 (火) 12:30

自民党佐賀県連の議員らが、与党や政府の幹部を訪問し、九州新幹線・長崎ルートの整備における佐賀県の負担や並行在来線の課題解決に国としての方針を示し、佐賀県に対して支援するよう要望しました。

自民県連・留守会長：「佐賀県の、いろんな状況で、国なり党本部に対しても、大変な、ある意味ご迷惑もかけております」
5日自民党県連の留守会長らは、全国の整備新幹線について協議する与党のプロジェクトチームや九州新幹線に関する検討委員会の幹部議員に対し、要望書を提出しました。

要望書では、「フル規格整備を想定した場合財政負担や並行在来線、地域振興策の諸課題について国の積極的かつ重点的な支援が不可欠である」としたうえで、「フリーゲージトレインを断念された経緯などをふまえ、諸課題について国として方針を示すなど特段の理解と配慮を要望する」としています。
また、県議会で山口知事に対し国と積極的に協議を進めるよう求める決議を可決したことなど県内でも働きかけを強めていることも強調しました。

与党PT 細田座長：「必ず答えを出すと」「出来る限り最善の案を佐賀県側で考えていただきたい、それを自民党も政府も尊重して出来るだけの配慮をしようと」
自民党県連は、6日も自民党の二階幹事長や加藤官房長官、国交省の幹部などを訪問し、同様の要望を行っています。